順調なスタート 横浜隼人-横浜平沼 第106回全国高校野球選手権神奈川大会・1回戦
2024.7.7 サーティーフォー保土ヶ谷球場での第106回全国高校野球選手権神奈川大会・1回戦 横浜隼人9-0横浜平沼(7回コールド)の観戦レポートです。
【隼】清水-山野井
【平】高見澤、瀬川-新井
【二】山野井2、岩城、秦野、加藤(隼)
横浜隼人
130キロ後半~140キロ前半くらいの直球、スライダー、カットを投げます。
ゆったりとしたモーションからしっかりリリースして力強い直球を内外に投げ分けるスリークォーター右腕です。
中盤まで制球良く安定感がありました。今後の課題は中盤以降の制球力でしょうか。
先発して7回、4安打、3三振、4四死球、0失点。
軸がブレない鋭いスイングからライナー性の打球を放ちます。甘い球をしっかり捕え長打が期待できます。捕手としての肩もまずまずです。チームの中心選手としての活躍が期待されます。
4番キャッチャーで2-2(二塁打2、打点1、四球1、盗塁2)。
球を叩くスイングができ、センターを中心に打ち返してきます。再現性が光ります。ポイントゲッターとして機能しそうですね。
5番サードで3-2(単打2、打点3)。
ショートの守備の動きが良くスローイングが安定している選手です。ミート力があるバッティングでもチームに貢献して欲しいですね。
6番ショートで3-1(二塁打、打点1)。
横浜隼人は今年も投打にバランスの取れた好チームを作ってきました。
投手ではこの日投げた清水投手にドラフト候補のエース沼井投手が二本柱でゲームを作ります。
打線も例年より小粒ですが、上位打線は繋がりがあります。隙あらばどんどん盗塁を仕掛けてくる機動力も兼ね備え得点力を後押ししています。
ノーシードなので厳しい戦いが続きますが、勢いに乗れば上位進出は十分にあるでしょう。
横浜平沼
横浜平沼は部員16人で下級生が多いチーム。好守とも基本に忠実です。この日はバッテリーエラーや守備の乱れもあり大量失点しましたが、この経験を新チームのチーム作りに活かしてもらいたいですね。
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