Speaking対策(IELTS)
久々の投稿である。最近ではもう学友たちから次の記事はまだかと急かされることもなくなり、人のうわさも75日どころか私に関するうわさは持っても1か月ということなの火と思い、いや別にこれは備忘録じゃ、誰に興味を持たれてなくてもええわなどとつぶやいて、ようやく久しぶりにパソコンに向かって文字を打ち込み始めているが、そもそも今日の話題はアイエルツの対策なのだった、こんなに読点で文章をつなげて読みにくい日本語書くなよ、と自分で自分に突っ込んでいる。
スピーキングの試験時間は11分~14分と、人によって若干異なる。目安程度だと思えばいい。 スピーキングはネイティブスピーカーの試験官との1対1のインタビュー形式で行われる。テストの内容は全て録音されている。受験者の受け答えは、IELTS試験官によって4つの評価基準(流暢さと一貫性、語彙力、文法力、発音)に基づいて採点される。
大まかには3つのセクションがある。最初のパートに入る前の導入として、試験官が自己紹介をした後、受験者の名前を尋ね、パスポートを使って本人確認を行う。その後、家族、仕事、勉強、趣味などの一般的なトピックに関して質問される。いわゆる日常会話の中の日常会話、私たち受検者にとってもっとも話しやすい(と面接官やアイエルツの事務局が思っている)事柄での話題だ。難しいことについて意見を聞かれることもなく、本当に自分のことを話す感じ。
続くパートでは試験官からトピックと言及すべきポイントが書かれたカード(Task card)が渡される。受験者には1分間の準備時間とメモを取るための鉛筆と紙が与えられ、その後最大2分間のスピーチを行う。鉛筆と紙の使用は任意だ。
最後のパートでは試験官からセクション2のトピックについてより掘り下げた質問がされる。受験者はトピックについてより深く自分の考えを述べなければならない。詳しくは過去問集などにテーマ例が載っているので参考に。このあたりになってくると、一般的な事柄に対する自分の意見陳述を行わなければならず、最初のパートよりも難しくなってくるのではなかろうか。やはり内容としてある程度の長さと一貫性があり、相手を納得させられるような発表を行わなければならない。
この試験で一番難しいと私が感じたのは、面接試験とは言うものの、会話のキャッチボールがないこと。どういうことかというと、面接官が一方的に質問を投げる→受検者が答える→前の質問や答えから派生したような質問ではなく、事前に決められた質問リストの中から新たな質問が投げられる→、、、という中で、自分の答えによって会話が広がる、という感じが一切しない。ひたすら英語での一問一答のような、でも一問一答の割には答えはある程度長くないといけないし(Q.徳川家最後の将軍は誰?ーA.徳川慶喜、みたいなのが一問一答形式だ)、この辺りがネイティブでもスピーキングの満点を取るのが難しいと言われるゆえんだろうか。
対策についてもどうしたものか、、、結局私は何を対策していいかもわからず当日ぶっつけ本番で臨み、結局4技能の中では一番点数が低かった。
よく言われたアドバイスとしては、自己紹介はいろんなパターンでできるように、ということだろうか。難しいトピックについてどう思うか聞かれているわけではなく、自分のことなのだからせめてそれくらいは話せるように、その能力は留学した時も絶対に役立つから、と言われた。特に私は多趣味なので、場に合わせて好きなものの挙げ方を変えたりして、その練習をした。あとはやっぱり英会話教室に通うか、くらいしか私の言えることはない。申し訳ないが、なかなか一朝一夕で身につく能力ではないので、日々これ頑張る、としか言えない。。。