noteの片隅で、とある記事を書いた後日談
先日、よなかくんの『ぼくのあお4』に関する、記事を書いた。
書いていた最中は、夢中で書いていただけだった。この感覚を、言葉にせねば、と思っていたただけで、特にその後のことは、さほど考えていなかった。
読み返しながら、ふと思ったことがあったので、今日はその話を書こうかと思う。それにしても、お腹が痛い…。
◇
今日は体調不良により、ぐったりと寝て一日が終わった。特に何もできなかったし、何もしなかった。何よりお腹の調子が芳しくない。朝からふつうに痛い。
そんなわけでずっと横になっていたのだが、夜くらいになってようやく起き上がれるようになった。
それでも特に何もしたくなくて、よなかくんの『ぼくのあお4』をぱらぱらと読み返していた。
読み返していてふと、「ああ、ありがたいな」と思った。
書かれていることは、何の変哲もない(というと語弊があるが)日記なのに、それでも、その描写に、なぜだが心の奥の何かが、掬われるような心地がした。心の奥底にある何かを、掬い上げてくれるような。
しんどいときに、何かを摂取するのはしんどい。それが情報でも漫画でもアニメでも、どうしてもエネルギーが過多なのだ。とても受け止められない。
けれど、よなかくんの『ぼくのあお4』は、そういう隙間に、するりと入ってきてくれる。しんどいときでも、飲み込むのが苦ではない。そういう本に出会えることは、なかなかない。
だから、ありがたかった。
◇
そういう気持ちが高じて、ふと、私も私にとっての、そういう文章を書いてみたいな、と思った。それが誰かのためになるかははてしなく謎だけれど。ただ、自分が読んでいて苦じゃない、日記を。
昔から、何かあると文章にして書き残していた。働きはじめてからは、なかなか書けなく、書かなくなっていったけれど。
私にとっては、やっぱり文章を書くのは私のためであって、そこはやはりブレないのだなぁと、いまさらながら思う。誰かのためには(おそらく)書けないけれど、自分のために自分が喜ぶ文章を書くのは、さほど悪い気がしないから。
だから、マガジンを作ってみた。自分で自分の思考の軌跡を、追えるように。しばらくは不定期更新の予定ですが、もう少しいろいろ落ち着いたら、定期更新にしたいな。週一の曜日固定くらいのイメージで。
そして、もしもこの日記たちが、誰かの役に立ったら。それほどうれしいことはない。
余談ですが、よなかくんのノートブック、まだ買おうか迷っている…。我ながら優柔不断。