B級ホラー映画「高速ばぁば」、"高速"の意味、あなたには分かるかな?(2/5点)
B級ホラー映画「高速ばぁば」を見ました。2013年の作品らしく、女性たちのメイク・服装になつかしささえ感じる。
【作品情報】
監督:内藤瑛亮
出演:未来穂香、北山詩織、後藤郁、ほか
【おすすめ度】
★★☆☆☆(2/5)
【感想】
その名の通り、高速に走るばぁばが強敵な映画です。
ジャージーガールとそのマネ・スタッフが訪れた廃墟の霊、のようだ。
みんな呪われるんですが、その途中に高速ばぁばがちょくちょく登場。
結構、恐怖演出は良い。恐怖心をあおって来ます。
一方で惜しいのが、
高速ばぁば、全然速くない!!
少女たちが走ればちゃんと逃げられるくらいの速度。
高速??(これは、後ほど伏線が回収させる)
演者の中に岡田義徳さんが居ます。私でも知っている有名人。なので、彼の演技は凄くしっかりしている。
一方で他の3人はというと、、、ホラー映画に出ているとは思えないくらいに演技が不自然です。
「え?そこ、もうちょっと怖がる所じゃない?普通の人間であれば」って所で怖がらない。
この設定のお粗末さは、演出が良いだけに惜しい点です。
そして最大の惜しい所が、最後の呪い解きエッセンスは何だったのか?
謎解きエッセンス:主人公(に化けた高速ばぁば)が「廃墟の奥の部屋の呪いを解けば、、、私の呪いも解ける」的な事を言い、他の2人がその呪いを解きに行きます。
鉄線で縛られた人形の目に簪を指し、鉄線を切る。
すると、、、呪いを解くどころかその人形が高速ばぁばに変身!おそらくさらに強い呪いを持った高速ばぁばになる為に彼女達2名を仕向けたのだろう。騙されたぜ!
だが、、、呪い度アップしたばぁば、普通にその2名に走って追いつけない。
今までの高速ばぁばと、何も変わっていない!!
ここで、壮大な伏線回収に気づく
そうか、高速ばぁばというよりは、、、、
拘束ばぁばだったのか!!
(鉄線で縛られる、、、拘束されていたばぁば、、、、)
、、、
、、
、
で、だから何なのでしょうか?
そのまま高速ばぁばの呪いは解けず、生き残ったと思われたジャージーガール最後の1名にも、ちゃんと呪いが掛かっていたことが判明した所で映画はお終い。
繰り返しますが、演出は良かった。
だが、演者の演技がアレなのと、高速ばぁばの呪いを解く意味が分からなかった(解いても解かなくても、強さは変わらなかったし)
B級ホラーとしてはそこそこ楽しめるレベルだと思うので★2つにしておきました。
高速→拘束に気づき「これか!」とツッコミを入れたい方、おススメです。
今日は以上です。
昨日は「シャークネード」を色々見てたのですが、私のnoteで取り上げるのは辞めることにします。流行りすぎたB級ホラーは、もうB級ホラーの味はしないので。
目立たないB級ホラー映画に、今後も焦点を当てていきたいと思います。
では、お読み頂きありがとうございました。