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「後回しグセ」を克服!仕事をスムーズに終わらせる方法

こんにちは、かげますです。

仕事って、いつもうまく進まない。
「やらなきゃいけないのは分かっているのに、つい後回しにしてしまう…」あなたもそんな経験、たくさんありますよね?

仕事をスムーズに進めるには、「後回しグセ」を消し去ることがとっても重要なこと。
それは、誰でもわかっている。
でも、実際は簡単にはできないから、苦労しているのですけどね。

この投稿では、強敵である「後回しグセ」の正体と撃退方法を提言します。
自分の経験エッセンスも入っていますので、すこしでも役にたてれば。


1. 「後回し」の正体を知る


まず、なぜ仕事を後回しにしてしまうのか、敵をしっかりと理解する必要があります。
主な理由は次の3つではないでしょうか。

  • 完璧を求めすぎてしまう → 「しっかり考えてからやろう」と思い、手をつけられない。

  • タスクの全体像がつかめていない → 「何から始めればいいか分からない」と感じる。

  • やりたくない仕事だから → 面倒くさい、難しそうという心理的な抵抗。

あなたも心当たりありますよね。
過去の自分は、これ全部当てはまっていました。

後回しにすることのデメリット

では、仕事を後回しにすると何が問題なのか。
あなたの脳や深層心理でどのようなことが起きているのか、メカニズムと影響を理解する必要があります。
まずは軽く眺めてみましょうか。

1. 人間の脳の働きから見る影響

人間の脳は「未完了のタスク」を強く意識する特性があるらしい。
これをツァイガルニク効果というようです。
ここではツァイガルニク効果の説明は省きますが、気になる場合はネットや書籍で調べてみてくださいね。

この効果の影響で、仕事を後回しにすると常にその仕事が気になり、ストレスの原因集中力、生産性が低下が引き起こされるのです。

また、脳は「決定疲れ」という現象を起こしやすく、一度先延ばしにすると、その仕事を再びやる決断をするだけでエネルギーを消費する。
その結果、ますますやる気を失い、後回しがクセになってしまう。

まさに、自分も経験してたので耳が痛いです。

2. 深層心理に与える影響

仕事を後回しにすることで、自己評価が低下することを知っていますか?
「自分はダメだ」「やる気がない」とネガティブな感情が生まれ、結果として自己効力感(自分はできるという感覚)が弱くなってしまう。

ましてや長期間の先延ばしは、不安や罪悪感を引き起こし、ストレスを増大させるだけで、なにもいいことはない
さらに、「やらなきゃいけない」と頭では分かっていながら、手をつけられない状況が続けば、自分はできない人間だ、と勝手に無力感に陥りやすくなってしまう。

この状況はまさに「負のスパイラル」ですよね。

3. 精神衛生面への影響

仕事を後回しにすることで、脳内のストレスホルモン(コルチゾール)が増加し、慢性的なストレス状態に陥ることがある。
この状態が続くと、睡眠の質が悪化し、イライラや集中力の低下を引き起こす要因となり、最悪の場合はうつ病を発症する危険性がある。

自分はこれを経験しました。
仕事のストレス増加で深酒、睡眠不足、うつ病発症して8か月の休職を余儀なくされました。
ホント、最悪な状態でしたね。

さらに、「時間がない!」と焦りながら仕事を進めることで、適切な判断ができなくなる。
自然と手抜きも増え、ミスが増えるリスクも高まる。
その結果、「やっぱり自分はダメだ」と自己否定が強まり、負のスパイラルに陥る可能性がある。

ここまで読んできたあなたは、「仕事の後回し」が「強大な敵」であることが理解できたと思います。

恥ずかしいですが、この記事を書いている自分も、昔はよく仕事を後回しにして、ストレス発散と称して飲み歩いていました。
その結果、睡眠不足、うつ病発症、休職。
まったく、バカの極みですよね。

なにかのご縁で、このnoteと出会ってくれたあなたには、このような被害にあってほしくないです。

なので、あなたの身を守るためにも、簡単で具体的な撃退方法を列挙していきます。
ぜひ心を開いて読んでみてください。


2. すぐに取りかかるための3つの対策


(1)「2分ルール」を活用する

「やるべきことを見つけたら、とりあえず2分間だけ手をつける」
ちょっと手を付けるだけで、なんとなくの感触がつかめる。
そうすることで、仕事完了までの全体像が見えてくる。

人間の脳は、一度始めると「続きが気になる」という性質を持っています。とりあえず少しだけ始めてみる
これならハードルは低いですよね。

たとえば・・・

  • メール返信を先延ばし → まずは宛先と「○○について了解しました。」だけ打つ

  • 資料作成が億劫 → まずはタイトルだけ入力する

自分がよくやっていたのは、まずは作成資料に自分の会社名と日付だけを入力することを意識して実践していたのを覚えていますね。

(2)タスクを細分化し、最初の一歩を明確にする

「やるべきことが大きすぎると、気が重くなる」
あなたも、そんなときがありますよね。

そんなときは、やることを「細かくバラす」のが簡単な方法です。

例えば「プレゼン資料を作る」というタスクを、
 ・「スライドの構成を考える」
 ・「タイトルを決める」
 ・「1枚目のスライドを作る」
のように細かく分けると、あら不思議。
心理的なハードルが下がりませんか?

大きな肉の塊にかじりついても、アゴが疲れますよね?
肉を小さく切れば、楽に食べることができる。
これ、忘れがちかもしれませんね。

(3)「締め切りを自分で設定する」

人間は締め切りがないと、つい後回しにしてしまいます。
よく言われていることですが、人間は常に楽をしたがるものです。
これ自体は仕方のないこと。
楽をしたい自分をうまくコントロールするためにも、チョット苦しいですが自分で期限を決め、短時間で終わらせる意識を持つこと。
もちろん、期限を超えそうであれば、再度期限を切りなおせばいいだけ。

たとえば・・・

  • 「このメールは3分以内に返信する」

  • 「企画書の構成は30分でざっと作る」

  • 「1時間以内に○○まで終わらせる」

時間制限を設けることで、ダラダラと悩むことなく集中しやすくなります。
どうしても、人間はラクをしたくなりますからね。


3. 「後回しにしない自分」になるための習慣


後回しを撃退するには、先ほどまでの一時的な対策だけでは不十分。
あなたの行動を「習慣化」することが大切。
次の3点が自分の経験上、効果が大きかった習慣化です。
ぜひトライしてもらいたいです。

① 朝イチで「一番気が重い仕事」を終わらせる

午前中は脳が一番クリアな状態。
最も面倒で、エネルギーを使う仕事を優先的に片付けるのが吉。

② 「やることリスト」ではなく「やる時間リスト」にする

単なる「ToDoリスト」ではなく、
 ・「9:00~9:30 企画書作成」
 ・「10:00~10:30 クライアント対応」
と時間を決めて、後回ししないように活動する。

もちろん、仕事は決めたとおりには進まないのが現実。
常にリストを修正しながら進めていくものだ、と考えましょう。

③ 達成感を感じる仕組みを作る

「やった分だけ○○する」というルールを作ると、かなり頑張れる。
やりきれば達成感が生まれ、自己効力感もあがって気分もよい。

たとえば・・・

  • 仕事が終わったら好きなコーヒーを飲む

  • 目標のタスクを終えたらスマホゲームを10分触る

小さなご褒美を設定することで、行動を習慣化しやすくなりますよ。

目の前にご褒美をぶら下げて行動してみましょう。


まとめ:すぐ動くクセをつけよう

簡単にまとめると次のとおりです。

・「2分ルール」を活用し、とりあえず手をつける
・タスクを細分化し、最初の一歩を明確にする
・締め切りを設定し、短時間で集中する
・朝イチに大事な仕事を片付ける ・やる時間を決め、習慣化する

どれもコストZERO円、すぐ実践できるものです。
ぜひ明日からでも、今からでも、試すことをオススメします。


ありがとうございました。


「後回しグセ」を克服するのは簡単ではありませんが、ちょっとした意識と習慣の積み重ねで、確実に改善できます。
最初は小さな一歩でもOK。
まずはすぐに、「とりあえず2分だけやってみる」を試してみてください。

人生はチョットしたことの積み重ねでどんどん変化させることができます。
一緒に仕事をスムーズに進める力を鍛えていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回の投稿でお会いしましょう!

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かげます
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