読書メモ「生き物が大人になるまで」
クモ、カマキリ、カブトムシ。
タンポポ、イネ、雑草。
キツネ、ゴリラ、カワウソ。
そして、
ヒト。
生き物たちの様々な大人のなり方をみていくと、それぞれの戦略が見えてきます。
群れをつくる動物はルールを必要とし、そのルールを教える役割を父親が担う。
例えば、ゴリラはオスゴリラのもとで社会のルールを身につけていきます。
さらに生物の親離れ・子離れについても書かれています。
壮絶な肉食動物の子離れ。
それに比べてヒトは?
ヒトの戦略は「ゆっくり育つ」
知能という武器にするために、早く大人になってはいけない。
「成長とはなにか」「学ぶとはなにか」「大人になるとはなにか」をあらためて考えさせられます。
悩み多き学生さん、子育て奮闘中のあなたにおすすめの本です。
ブログでは親の役割について、この本を参考に記事を書いています。↓
https://kageichiblog222.com/?p=202
著者:稲垣栄洋
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