読書メモ「悩まない力」

元気で長生きするコツは

「最初が笑うこと、次に退屈をしないこと」
「嫌なことをベッドに持ち込んではいけない」

102歳まで生きた祖母も同じようなことを言っていました。
私が祖母に
「おばあちゃん、長生きの秘訣ってなんだと思う？」
「イヤなことがあってもしっかり寝て、次日の朝には忘れていることだよ」

「悩まない」というのは「うまく悩む」ことでもあります。
自分の行動で変えられることはポジティブに悩んだら良い。自分でどうにもならないことは深追いせずにあきらめて忘れるということが大切です。どこに、自分の限りあるエネルギーを費やすのかということにつながります。
この本はポジティブな考え方や行動が書かれています。
このような本は数々ありますが、他の本ではあまり見かけないことばをまとめておきます。

のどかな姿勢を失わないこと。呑気に歩いていても周囲に大きく後れを取ることはない。

寛容な人は普段の気分が充実している。また小さなことにこだわらない。

出番が来たらにこやかに登場しよう 。

新しいものやインスタントのものは、もったいぶらずに使ったり楽しんだりできるからいい 。

くじけそうになったらいつでも安らぎの場所へ。自分の弱さも隠さずにさらけ出せる。

ふと心に惹かれるものを感じたらためらわず前に飛び込んでみる。そういう身軽さが感動に導いてくれる。

他人と違う自分を見つけ、その自分を好きになる。

著者:大島清