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広がる表現、多元アート表現の楽しみ

私、KAGAYA SANAEの自己紹介と何をnoteするのかのご挨拶を兼ねて

「からだ!」と閃いて

アーティスト、美術作家をめざすある日、さまざまな素材を手にしながら作品に取り掛かっていると、ついにテンション高まり、ある瞬間「からだ!」と閃きました。「からだで表現したい」。それで辿り着き、30年以上をかけて専門性を高めてまいりましたのが「舞踏」です。探求の渦中であります。

起こせば、起きる!

そして、かつて美術作家をめざす日々では「漆」を専門としながら、舞台に足場を移したため、四半世紀近く、漆の道具は眠ったままでした。まさか、それ程に眠っていたことが始められるとは思いもよりませんでした。しかし、潜在意識は思っていたのでしょう。これは終わったわけではない。そう!眠っているだけ。だから、起こせる!起こせばできる。

そう!まさに、起きたのです。
四半世紀の時を経て、勇気を猛烈に振り絞ったら、「漆」が再開したのです。突如、展覧会への出品を余儀なくされる事態に追い込まれたのでありました。(なぜそんなにも勇気が必要なのかはまたの機会に。)

多元融合が始まる

全身全霊をかたむけて、幾度か意識も遠のきながら、舞台経験をモチーフにした漆芸表現で展覧会を成し遂げました。そして、現在は舞台で、踊り、音楽、漆の融合を試みるほか、いよいよ、漆アートのほうでも作品発表を続ける次第となってきました。

心の声が広がりつづけて

はたまた、身体表現のほうでは、舞踏とともに、声の探求を続けています。特に、音が2つ出ているように聞こえる倍音唱法を探求。そればかりではありません。踊りと音楽、音楽家とのコラボレーションを探求する上で、これは私の師匠(こちらもまたの機会に)のすすめにより、「音楽家の心を知るには、自分が音楽家になればいいんだよ」、「楽器をやりなさい」と、すすめられ、ハーモニカを習うことから始まりました。

そのうちに、道はひとつに絞らねばという先入観の箍(タガ)がはずれ、ついに、心にしまっていた思いが飛び出てしまって、いろいろな探求が始まりました。踊りにまつわるもの、声にまつわるもの、琴、弦にまつわるものなどなど。

妙な多元融合の可笑しみをご一緒に

そんな多元に広がる探求、そして、それらが妙な融合を始めるその醍醐味、可笑しみをご一緒に楽しんでいただけたらと思い、noteにつづってみようと思った次第です。

ひとり、ひろがりつづける表現におぼれそうになったり、悶々とする日々のなか、私自身もnoteすることで救われるかも。

お楽しみいただけましたら幸いです。


 多元にご活動が広がってしまう方、また、多元に広がる表現を「ひとつのからだ」で融合し未踏の表現を探求する活動にご関心をお寄せくださる方がいらっしゃいましたら、思いを分かち合い、交流できたら嬉しいです。

カガヤサナエ(加賀谷早苗) 
からだ表現:舞踏、声、漆、琴に纏わる楽器(口風琴、口琴、一弦琴、七弦琴)、胡弓、民謡、書、俳句、茶花(禅の華)等、多元表現の融合を探求中
KAGAYA SANAE: Body expression of Butoh, voice, compose haiku & sounds/voice, haikuist, zither player, URUSHI artist etc.

*P.S. 超近況:ただいまは、ドイツの現代音楽家の方とのコラボレーションに鋭意取り組んでおります。2025年2月、ドイツへの渡航を予定。そのなかで、このnoteを突如書き始めてしまい、パッキングが待機中(;'∀')。

舞台公演に向けて制作中の漆書画のひとこま

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