高校の特進クラスで勉強していたときのスケジュールとか色々
私の通っていた高校はド田舎の進学校でした。
1年次の成績で特進クラスに振り分けられるか普通クラスになるかが決まります。私は芸術系に進もうと思っていたので、特進クラスは辞退したいと言いましたが無理と言われました。
なので、底辺の特進クラス生徒として2年生からを過ごすこととなりました。
昔の話なので、現在の特進クラスの勉強の仕方とはずいぶん変わっているのかも知れませんが、こんな感じで受験勉強をしていたよという紹介をしてみようと思います。
受験勉強のはじまり
2年生の中頃がちゃんとした受験勉強時期のはじまりだったと思う。2年生全員が視聴覚室に集められ、さあ進路を決めるのだと言われる。当時は就職氷河期と言われてたので、大学に入学して就職に有利に!って感じだった。
「みな地元を離れて県外の大学へ行けー」
出稼ぎのようである。
平日の授業
普通の授業は5限めまであって、その後に選択制の授業として6限め7限めの授業があった。
田舎ということもあり、進学塾というものはあまり無かったので、学校の授業が受験勉強のメインになっていたと思う。
土日
土日は模擬試験。
みんなが受けるセンター対策のものや、選択制で学校を絞った模試など、色々受けていた。
夏休みや冬休み
休みの期間はだいたい半分くらいは休みで、それ以外は補講や模試で登校するようなかんじだった。
私は芸術大学への進学を希望していたので、学科試験の他にデッサンの実技試験が必要だった。田舎なこともありデッサンを専門で教えてくれる学校はなかったので、長期休みには京都にしばらく滞在して短期型のデッサン講座に通っていた。
センター試験
私は特にセンター試験を必要としなかったけど、特進クラスはセンター試験が必須だったため、センターだけ入試の学校も受験することにしてセンター試験対策の勉強も行っていた。
だいたい夜中はラジオを聴きながらチキンラーメンをかじりながら受験勉強。そのまんまチキラーおいしいんよね、だいぶ味濃いし体に悪いやろけど。
田舎の土地のため、センター試験会場は近くにはない。
なので、生徒みんなで貸し切りの観光バスに乗って会場まで行きます。
ちょっと遠足気分。
つまりだいたい勉強してた
2年の後半からはだいたい勉強してたなあと思う。
デートも図書館の自習室とか。
でも、私以外のみんなはもっと勉強していたけど、ガリ勉というかんじや暗い雰囲気ではなかったな。
みんなレベルの高い学校に行けていたし、スゴいなあと思う。
最後に、勉強とは
よく言われるのが、学校で習う「勉強」は社会に出てほとんど役に立つものではないから、なぜ勉強をするのかわからない、意味が無い、というもの。
たしかに社会生活において学校での勉強の内容が出てくることってほとんどないと思います。
学校での勉強で大切なことは、その中身ではなく、自分がどのような思考をして、知識を深めるためにはどのようなプロセスを踏むのが最適なのかを知ること。
受験に関しては、目的達成のためにスケジュールと成果を予測して動くというのも大切かなと思います。
こういった部分は、社会に出て大いに必要となる部分です。
この予測とプロセス、自分の適性を知るといった部分を勉強することによって育んでいくということかなと思っています。
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