谷桃子バレエ団「ラ・バヤデール」初回を見た

全体のクオリティという意味でも、ファンサービスという意味でも大満足だった。以下、覚え書き。1月17日のマチネ。

・開演前のロビー、グッズを買うべく並んでいたらサシェ&匂い袋のところに日原先生がいらっしゃった。前のお客さんたちがサインをもらったり写真を撮ってもらったりしているのを見ながら、えーいる!どうしよ!と思っていた。自分の番になって、「ずっと応援してます!」などと言ったところ日原先生が優しい笑みで「ありがとうございます」と返してくださり、それに舞い上がってしまってなんかデュフフみたいな挙動不審の客になってしまい反省。赤色を買った。バッグは白を買ったら最後の一個だった。ラッキー。
・幕が上がって、二山さんの踊りからスタート。なんて美しく舞うんだ…と見とれていた。
・ニキヤ登場。ベールを取った瞬間の美しさにはっと息を呑んで、ニキヤが礼をした瞬間に鳥肌が立ち、涙が出そうになった。なんて美しい人なの…そりゃタイプの違う男三人を夢中にさせちゃうよ。
・ソロルのちょっと優柔不断な感じがとてもよい。今井さんとか森脇さんのとはまた違うんだろうなー、見比べたかった(配信待ってる!)。
・ガムザッティの1幕終わりの「ニキヤ殺す」がめちゃくちゃよくて、心のなかの私は椅子から立ちあがって「ブラボー!!」って拍手していた。
・イヤホンガイドの幕間トーク、いろいろ聞けてお得。イヤホン外している人に「もったいないですよ」って言いたかった。他の回のも含めて、またメンバーシップ限定で出してほしい。出してください。
・衣装も照明もセットも綺麗だねーって終始感動。
・1幕の女官の踊りがもう揃っていて、これが公演全体の質をさらに高めている…という実感。もちろん、2幕も3幕もずーっとよかった。3幕なんて、バヤデールたちの足の位置まで揃ってたもんな。ちょっとずれたか?と思ったら次の瞬間には修正されていて、手練れの業よ…と思った。複数回見れるんだったら上から見たかった。
・太鼓の踊りもよかったし、壺の踊りもよかった。いろんな人のいろんな踊りが見れて、ストーリーにも無駄がなく人間関係にフォーカスされていて、とてもよい。
・私はやっぱり前原さんが好きだという再確認。
・マグダヴェヤはこの演技が見られるならこの設定のほうがいいやん!ってなった。
・バヤデールたちの白井さんの登場が綺麗だったわあ。ってスマホのメモに書いてあった。それはそう。
・幕間のトークで、「ソロルが一番男の弱さを持っていて、その意味で男っぽい」と言っていた。確かに、と思った。こういう話とか、谷版と他との違いとか、6年前にやったときはどうだったとかいう話が聞けて、満足度さらにアップ。
・ラストの天から落ちてくるべール、そういう意味なのか!とイヤホンガイドを聞いてさらに感動。はー。
・カーテンコールの写真撮影、神かよ。

楽しかったなあ。また見たいなあ。生演奏はやっぱりいいなあ。

今回、Tシャツ企画も差し入れスパムおにぎり企画も参加したけど、ダンサーさんたちのインスタとかで自分の名前が載っているのが見えて照れくさい気持ち。またこういうのやってほしい。
ほんとは公開ゲネも見たかったよー、次こそは。


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