【ブログ】偶帳・冬雪抄 号外『近況と今まで(2024年9月)』

偶帳・冬雪抄

号外『近況と今まで(2024年9月)』

はじめに

 こんにちは、カガリです。
 前回のコミケに事後報告から音沙汰がありませんでしたが、一応この通り生存しています。多忙なりに地道に創作を行っていました。
 なにぶん学生であるモノでして。4~6月上旬は実習やらなんやらで……もうへとへとですよ。しかも卒業論文とか、就活とかもしないといけない。おまえ、同人活動なんかやってる暇ないだろーー!! と自分に言い聞かせながら、楽しんで創作活動を行っております。学生生活の間に東京コミケに出たいなという野望があったのですが、物理的距離と行動力の許容範囲を大幅に超えてしまうため、叶いそうにも……。
 順番がおかしなことになっていますが、まずは先日の9月の仙台コミケ、お疲れさまでした。弊サークルは出展できませんでしたが、僕はお客さんとしては来ておりました。多種多様な作品があって、ブースにいられなかったのが少々残念でならなかったです。お世話になっている同人作家さんに挨拶を回りましたが、「はやく小説の続きを書け」と檄を飛ばされたので、ホントに頑張んないといけないなと思いました。

 まず、spectrumの近況報告ですが、創作の進行がてらcivilization Ⅵをプレイしています。僕は安定した内政力を誇るオーストラリアか、内政力と軍事に強いリンカーンを使って無双してます。最近は生産力お化けのドイツとかも使ってみたいなと思いつつ。
 何回かマルチをしたことあるのですが、同期ズレの頻発が多発したり、多忙だったりしている影響で、五月下旬に入ってからはあまりできていない上に、一回も決着がついていません。
 あ、spectrumのマルチにおいては、ハンムラビはあまりにも強すぎるため使用禁止になりました。あいつはつよい。
 無論第五人格もやってます。この間、アイヴィとボンボンを買いました。ハンター交換しすぎてサバイバーが足りない問題が発生しています。なので、次は記者の交換になりそうです。がんばろ。
 そのほか、TRPGを行う機会が増えています。僕はあまりTRPGに参加しておりませんが、観戦をしてルールを覚えようと善処しているところです。なんか、キーパーとかできたらいいなぁとか思いつつ。どんなシナリオをしているのかは、僕の口から言える情報ではないですが、僕は各プレイヤーの心がぐちゃぐちゃになる様子を見て愉悦愉悦してました。
 ――というのがだいたい7月までのspectrumの動きです。
 9月現在、弊サークルは6月のみちのくコミティアをきっかけに大幅に方向を転換し、全体的な創作の質を上げるために、月に二度(小説とイラストそれぞれ一回ずつ計二回)定期創作談義というものを開始しました。まだ、始まってから一回目なので、いろいろ試行段階にありますが、せっかく皆さんに作品を読んでもらいたいなら、まずはメンバー間のつながりが大切であるという結論になり、開催することにしました。
 詳しい活動内容に関しては、おそらく11月くらいに広報がどんな活動をしたのか、どんな作品が出たのかを掲示してくれるので、そこを見ていただけたらと思います。

○仙台コミケ276(2024.6.9.)

 では、仙台コミケについてです。
 まずは、コミケで弊サークルに関わってくださったすべての方に深く御礼申し上げます。
 それだけではなく、いつも弊サークルのブースにいらしてくださる常連さんや、お品書きを見て立ち止まってくださった方々にも、お礼申し上げます。このブログを見る機会がありましたら、またspectrumは出展しますので、その時はぜひ立ち寄っていただけると幸いです。
 また、個人的な話になりますが、カガリの相互様何人かのブースに伺いました。こちらも拒絶することなく受け入れて下さり、深く感謝申し上げます。別の即売会や様々なイベント等がありましたら情報交換の方をしていただけると幸いです。

 さて、今回の仙台コミケにおいては既刊のみの出展となりました。なにぶん全員忙しかったうえに、僕も4~5月は創作をしていたものの、コミケに向けて何か新刊を書く準備もできなかったので、今回は既刊で勝負しました。

今回の仙台コミケのお品書き

 今回のお品書きは僕ではなく、メンバーの旗魚鮪カジキマグロに作っていただきました。全体的なレイアウト等は今まで僕の作ったお品書きを参考にしつつ、あとは色や細かいデザイン、どうしたら効果的に見せることができるのか等、彼の力量に任せた結果、スペースを余すことなく効果的に使った素晴らしいお品書きになりました。 
 ロゴのデザインは同じくメンバーのキャベツに担当していただきました。スペクトラムという十人十色の創作をする同人サークルの理念にピッタリなロゴをデザインしてくださいました。何通りか用意してくださったんですが、僕と抹茶とたつの話し合いで、このロゴデザインをとりあえずお品書きに使おうという結果になりました。spectrumの正式なロゴは会議を通したのちに、改めて発表したいと思います。

◯みちのくCOMITIA

 6/30には、みちのくCOMITIAに出展しました。spectrumとしては、みちのくCOMITIA初参加となります。一次創作が溢れていて、他のサークルさんの創作を見ていると、僕も創作の質を高めなければなー、心の底から思いました。
 どのような作品をどのように売っているのか、仙台コミケとはベクトルが大幅に異なっていて驚愕を隠せませんでした。

 作品についてですが、だいたい仙台コミケと同じです。鷲ワシもくんのイラスト集が追加されたくらいです。

 この出展をきっかけに、弊サークルは今までの体制を見直し、各々がそれぞれの創作を行うのはいいものの、せっかくならいろんな人に読まれたい、発信したいメンバーの意志をキチンと聞いたうえで大規模に体制を変えました。そのため、新体制の試行や、いろいろ試しながらサークルを運営していたため、9月の仙台コミケに出展することができなかったのです。
 11月は頑張って皆さんに面白い創作物を頒布できるよう、メンバーも尽力しますので、今後ともよろしくお願いいたします。

○トナッティー

トナッティー

 最近、縁がありまして。魔法少女ものの創作企画に参加しています。
 ……トナッティーです。意味わかりません。どこが魔法少女なんですかねぇ……。さすがの主催者も大困惑でした。でも、かなり作りこんだので、結構満足です。着ぐるみなので、中身もちゃんとあります。まあ、魔法少女ものなので、とりあえずプリ○ュアとか、そういう子どもに優しい触れ込みのテキストにしてみました。感覚的にはスイートなにがしの黒ミューズ的なミステリアスな雰囲気をまとった魔法少女ですね。

 詳しくは本編に登場するまでお待ちいただきたいのですが、いま語れる裏話だけ語っておきます。
 まずは能力の『怨仇返しグラッジ・バック』ですが、これは僕が中学生のころから存在した設定をテコ入れしたものになります。使いどころもなかったし……いいよね。具体的には『感情の落差が大きければ大きいほど攻撃の威力が上がる』というものです。そもそも嫌われている人に「嫌い」と言われるよりも、めっちゃ仲良くて、大好きな人に「嫌い」と言われたらショックですよね。この感情の落差が、トナッティーを強くします。そして、ショックの度合い(憎悪の火)が大きければ大きいほど、威力の倍率が上がっていきます。自殺を考えるほどのショックを受けたら、きっと威力の倍率は最大です。そして、この時相手からのダメージを100%減衰する効果も乗ります。減衰されたダメージも、『無効化』されるわけではなく、戦闘終了数時間後に響いてきます。なんだこいつ……。

 キャラ原案を担当した僕は言える、この能力を最大限生かす肝は、『最大級の憎悪を持ったまま、即死級のダメージを自ら受け、なおかつ死なずに反撃する』ことです。ただ、憎悪の対象は決して戦っている相手に対するものではいけないわけでもなく、日常生活において憎悪を抱いていれば、その憎悪の火を引用して能力を使用することができます。また、死んでもいけないので、相手の攻撃を食らって自分が死ぬようなことがあれば、減衰効果は乗らずに死亡します。ただ、憎悪の火も何度も使用できるわけでもなく、使用しすぎると威力がだんだん減っていきます。
 まさにMOROHAの剣ですね。

 癖が強い革命児ともいえるでしょう。主催者に「おまえふざけんなよ~」と言われました。
 仙台コミケで再会して、いい感じの雰囲気だったので、もう一キャラ追加しようかなとか考えてたら、主催者からの「処す」の二文字。
 僕は、癖の強いキャラしか作らないことを知っていての反応だったのだと思います。キャラ一覧表に蛍光ペンでマークされてしまう……。
 ごめんな友よ・・・・・・ 僕はもう逝くよ・・・・・・・
※言いたいだけ

 いつ登場するのか、どのような形で参戦するのかは原案である僕にも明かされていませんが、面白い作品になっています。

リンク:https://x.com/Etoile_Sorciere

○今後について

 彩の旅の中編は、もう執筆完了段階まで来ていますが、いかんせん考証が必要な箇所が多いため、どうなるのかわからない状況です。爆速で執筆してはいますが、11月に出せるかどうか……。
 安易にアウトプットしてはいけないことを題材にしているので、いかんせんきちんと勉強して自分なりの答えを出してから、皆さんにお届けしたいと思っています。
 ではでは、今後ともよろしくお願いいたします~。

 篝 永昌(spectrum)

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