Facebook/instagramで米政府の検閲に協力したザッカーバーグCEOが公式に謝罪を表明

言論の自由は民主主義を成り立たせる根幹となる。
言論の自由が奪われれば、国民はあらゆる選択をする情報を得られなくなり、国民はたちまち、支配者たちが流す情報だけで行動するようになり、敷いては独裁体制が完成する。

支配者たちにとって 、言論の自由を奪うのは独裁体制を樹立する一番の道なのだ。

近年では、インターネットやソーシャルメディアが発展・普及したことにより、インターネットやソーシャルメディアにおける言論の自由が最も重要となる。
インターネットやソーシャルメディアがj普及され始めたころは、ほとんど検閲や言論統制がなかったため、世界中の人々は言論の自由という権利を行使する場としてインターネットやソーシャルメディアを利用していった。

だがそれは、2020年頃から始まった新型コロナ騒動によって、大きく崩れ去った。
新型コロナウイルスの脅威を疑う言論については、YouTube動画が削除され、FacebookやInstagram、Twitter(現、X)などに投稿された文章が次々と削除されていった。
これらのインターネットプラットフォームの運営会社であるGoogleやAmazon、Facebook、Twitterなど(GAFA企業とも言われる)の主要株主が世界の支配者たちであることから、世界の支配者たちがGAFAを通じて言論の自由を奪いに来たのだと、世界中の多くの人が認識した。

実際に、2022年末頃にイーロン・マスクがTwitter社(当時)を買収し、Twitter社の内部情報を暴露することで、Twitter社が言論統制を行っていた実態が暴露された。
その後も、YouTubeを運営するGoogle社などの言論統制の実態も暴露されるなど、徐々にGAFA企業による言論統制の実態が明らかになっていった。


そんな中、FacebookやInstagramを運営するMeta社(旧、Facebook社)のCEOであるマーク・ザッカーバーグがアメリカの連邦議会(日本の国会にあたる)の場で、「私はバイデン政権から何度も何度も圧力を受け、新型コロナに関する言論統制に協力しろとの命令を受けて、それに従ってしまった。今ではそれをとても後悔している。本来であれば、バイデン政権からそのような圧力を受けたことを世界に公表すべきであった。言論の自由を奪う、そのような命令を再び受けた時は、それに従わないことを誓う」と語った。


FacebookやInstagramが行ってきた、言論統制や検閲について、世界中の多くの人がその実態を認識している今、ザッカーバーグの発言には価値がないように思われるかもしれない。
だが、ザッカーバーグの発言はアメリカの連邦議会で行われたのであり、現在のバイデン・カマラ政権が現在も言論統制を命じていることの実態が暴かれたのであり、民主主義を取り戻すという観点から、非常に価値のある証言だ。

現在、2024年のアメリカ大統領選挙が残り70日あまりとなった。
現政権であるバイデン・カマラ政権は新たにカマラ・ハリスを大統領として、再び権力の座に就こうとしている。
民主主義国を唄うアメリカという国で、現に言論統制や検閲を行い続けているバイデン・カマラ政権に対して、正当な評価を下すべきときが来ているのである。


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