「家族終了」酒井順子・著

「家族終了」酒井順子・著作 出版社 集英社文庫 出版年 2022年3月  出生した家族が全員亡くなった。いつかは来ることだと思ってはいても、実際になってみれば、(なんでかな~どうしてこうなるのかな~どういうことなのだろうね~)と、他人事のような、実感がわかない。実感がわくものなのかもわからない。そこで「家族終了」を読んでみたのだが・・・・・・個人的なことよりも、激変していく日本の家族問題のほうに実感が持てる。そうだよ、みんなしっかり向き合わないと、日本人同士、人間同士が、この激変する社会でどうするのかが解決されないよ。戦後といわれる社会のなかで、ここまで価値観も生き様も変わった。誰がどう目論んだ結果なのか?時代の流れなのか?変化はいつの時代にもあるし、起きて当然なのだが、対処方法には、多分さまざまある。そのチョイスがうまくいってないのかも、過渡期なのか?個人的なことより、未来の家族が希望を持ち、終了する方法を選んで欲しいと、せつにせつに望む。未来はいつも明るいのだぞ!!!

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