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ざぼんだった
祖父母家の庭になっている木が、大きな実をつけていた。聞くと、ざぼんだよと祖父が教えてくれた。
前に道端で出会ったことのある謎の実は、ざぼん(文旦)だった。ドッジボールのボールぐらい大きいものが10個くらいは実っていた。
ざぼんってこんなに大きくて、緑だったっけ…?
聞くと、11月頃収穫して、それから日当たりのいい所に置くと黄色になるんだそうだ。
収穫してからしばらく置くなんて不思議だ。しかもそれで色が変わるなんて。
カラカラになってしまうことは無いのだろうか。
11月になったらまた来よう。頭から色が変わるのか、おしりから変わるのか。それとも日に当たっている場所から変わるのか。
ちょっと縮んだりもするんだろうか。
🍊
祖父母の庭には柿もいくらか植えられている。
そのうちの一本は、富有柿の木だった。他の木の柿は四角いけれど、富有柿は丸みを帯びてコロンとしている。
富有柿と別の柿(名前は分からない)を一つずつもらった。同じようで同じじゃなくて、面白い。今度食べ比べてみよう。