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ヴィルジングのロールキャベツ

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日はヴィルジングというキャベツを使ってロールキャベツを作りました。ザ・ドイツの家庭料理。と大学や会社の食堂でも定番です。お肉屋さんなどでもすぐ煮込めば良い形紐で結んだロールキャベツが売られています。

今日はWirsing ヴィルジングという葉の表面が縮れているのが特徴のキャベツを使いました。煮崩れしませんがかたすぎず料理にあわせやすいのがお気に入りです。

苦味があると書いてあるサイトもありますがそれほど強い苦味ではなく料理に合わせやすく扱いやすいキャベツとなっております。

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ドイツ語のヴィルジングWirsing は イタリア語のこのキャベツを意味するcavolo verzaのverzaヴェルザが転訛したと言われています。

別名はSavoyer Kohl サヴォイヤー コール、つまりサヴォイキャベツです。フランスのサヴォイSavoie地方からドイツに来たからで、そのサヴォイはイタリアとフランスにまたがるサヴォイア公国から来ています。実際フランスでは Chou de Milan ミラノのキャベツと呼ばれますし、ヴィルジングの語源から分かるように北イタリアで栽培されていたものが北上したと言えそう。

さてそのヴィルジングを使ってロールキャベツを作ります。

葉を下茹でしてタネを巻きます。

中身はひき肉、パンの残りを柔らかくして生クリームに浸したもの、にんじんとエシャロット、胡椒、ナツメグ、パセリ、卵です。他にパンではなくお米をいれたりする場合もあります。家庭により様々です。今回は入れませんでしたがわたしもリンゴをすりおろして入れることもあります。

ドイツはなんでも頑丈に作ってあるのですが、そのせいかキャベツまで頑丈です(笑)

そのため葉をとめる串は金属製でロールキャベツ専用の串が売られています。(糸を使うことも)

煮込む前に軽くバターでソテーします。日本のキャベツだと破れそうですがヴィルジングは大丈夫。ぷすっ。

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今日は野菜のフォンを使ってローリエと残りのにんじんをおまけに入れて煮込みました。塩分がすでに入っているのでお肉のほうは塩分少なめで。

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煮込んで串をとり出来上がりです。


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イッタダッキマース!🤗

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よしおさんもご満足。

本日のよしおさん赤ワインは仏ブルゴーニュ、ボーヌ 、プルミエ・クリュ レ・ゼグロ 2012(ピノ・ノワール)でした。

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それでは

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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