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お正月スペシャルのキッシュ全部入れちゃいましたVer.
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今週は長く感じました。金曜日を迎えてホッとしています。髪も伸び放題の乱れ髪のまま年始を乗り越えます。
今日はよしおさんがキッシュを作ってくれました。残り物野菜、ストックに、おせち料理に入りきらなかったサーモン😅など。
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ふちどりの仕方によしおさんの几帳面さがでております。
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完成です♪
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美味しくいただきました!
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さて、晩御飯ができるまで動画を観ていると、車田和寿さんというドイツ在住オペラ歌手の方の動画に出会いました。ありがとうYouTubeアルゴリズム。
歴史の考察だけではなくて、音楽家としての分析やドイツ人のご同僚とのお話から得た気づきなどを混ぜてお話してくださっていたのがよかったです。教師として「なぜ君が代を伴奏するのだ?」とつめよられたお話もさらっと冷静にコメントされていてよいお人柄が出ていました。動画の最後にTschüss ちゅーす!(バイバイ)っておっしゃるのが嬉しいです。😆
君が代の作曲にはマーラーと同世代のドイツ人(プロイセン)エッケルトが関わっていたというお話。
最初の君が代はイギリス人の作曲でしたが威厳がないと不評、実際日本古来の音階を無視した上に音が上下して歌いにくい曲。あらたに作られた君が代は雅楽師が雅楽の音階で作曲され、日本らしさが出てきます。しかし国内外の軍楽隊が伴奏する必要性から西洋の和音をつける必要があり、そこをエッケルトさんが担当。特に最初と最後の終わり方が西洋にない音階でここの伴奏を悩んだ そうです。なぜ悩むのか?音楽家ならではの車田さんの解説で勉強になりました。
こうしてイギリス人に国歌ないの?と言われてから紆余曲折あってできたのが君が代。
当時は国歌という概念がなかなか理解されなかったと車田先生が指摘されていました。
確かに明治維新は突貫工事。近代国家を作るべく全てを西洋から取り入れ発展して行きますが、国歌、国家、国民、近代国家の概念は消化しきれないまま骨格だけ急ごしらえで進んだ時代です。
ふと猪瀬直樹さんの名著、『唱歌誕生』を思い出しました。
向学心に燃えて故郷長野を飛び出したが、志を果たせず下級官吏になった高野辰之。鳥取県の没落士族の家に生まれ飢餓線上を彷徨うが、教会で賛美歌に出会い音楽の道を進んだ岡野貞一。二人は「故郷」「春の小川」「朧月夜」等多くの文部省唱歌を生み出していく。明治の「夢」を浮き彫りにした群像劇。
もしご興味がありましたらお読みくださいね!
前奏が歌い出しと同じなのは苦労のあとだったんですね。
これから君が代を聴く時には、最後の
苔の〜むすま〜でのDeeee ↓の西洋音楽音階がリフレインしそうですが、日本古来の音階を使われた日本ならではの国歌、君が代。独時な旋律であることを意識して大事にして歌おうと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊