鱈のマスタードソース
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。
今日も青空が気持ちよい一日でした。
早いものでもう金曜日。なので今日は魚にしました。Kabeljauカーベルヤウ、タイセイヨウダラです。切り身で売られています。クセがなく値段もお手頃で手に入りやすいのでポピュラーなお魚。
これはローリエとレモンの皮を沸騰させたブイヨンにくぐらせて熱を通しました。
その他の材料です。ジャガイモでもよかったのですが、君はお米がいいんでしょう?とよしおさんが言うので正直にハイと。ワイルドライス入りなので長めに炊きました。
Senfsauce ゼンフゾーセは玉ねぎをバターで炒めたところに小麦粉を加えて魚のブイヨンを加えてバター、塩胡椒、マスタードを加えたものです。
魚にまずバターをかけよとレシピにあるのでかけてから…
マスタードソースをかけて、ゆで卵、ケイパーをトッピングしたら出来上がり。またこの卵とマスタードソースの相性が大変よいのでござりまする。
安定のドイツサイズ(標準)のお皿が完成。😁
ペロリといただきました。
本日のよしおさんは仏アルザスの白ワインを選びました。シュロスベルク 2012(リースリング)
このアルザスのワイン畑、シュロス(城)ベルク(山)のようにアルザスではドイツ風の地名とフランス風の地名が混ざっています。なのでドイツからみてもアウェイ感が少ないんですよね。
でも読み方が謎でフランスアクセントなのか、現地のアルザスアクセントなのか、バリバリドイツ読みでいいのか(笑)
Kaysersbergなんかも、ドイツ人はKaisersberg (皇帝の山)が転訛したんだなとドイツ語でカイザースベルクと読みますし私もそう発音します。一方でフランス的にはケゼルスベール、さらにアルザス語ではカイザーシュバリクらしく。なんと発音するかで立ち位置がわかるのが国境が変化する地域あるあるです。ドイツにもフランス話者が多いザールラント州があり、島国のようなはっきりわかりやすい国境線の国から来た私には頭でわかっているつもりでも不思議な感覚になり非常に面白く感じます。地元民にとっては苦い歴史も数多くある延長上の今なので他所者が軽く「面白い」とか言ってはだめなんでしょうけれど、ヨーロッパは国境付近の文化的、歴史的なまだら模様に興味が尽きないです。
それでは
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊