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南チロルのシュルツクラプフェン
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日の最高気温は9度。さすがに段々寒くなってきました。
リスも走るよ11月です。
目の前を横切っていくリス🐿さん pic.twitter.com/edcGywPRiH
— Yoko-DE (@YokoDE2) November 11, 2022
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買い物のあとのコーヒーブレイク。
本日のケーキです。美味しい♪
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そして今日は南チロルのシュルツクラプフェンという餃子のようなお料理をよしおさんと作りました。南チロルはドロミテ・アルプスのある自然豊かな地域。以前はオーストリアのチロル地方の一部ですが、歴史的経緯で南はイタリアに割譲されました。かなり複雑な背景のある地域です。
イタリアに編入された南イタリアは分断政策で意図的に行政区を別々に分けられた上で統治されたためイタリア化が進みました。しかしそれでもチロルのアイデンティティは保たれ、ラディン語圏はドイツ語話者も多くドイツ人にも人気のリゾート地です。
そんな南チロルのお料理にシュルツクラプフェンがあります。イタリアのラビオリやドイツのマウルタッシェンにも似ていますが、お肉ではなく中身はほうれん草とパセリ、玉ねぎとお肉なしです。また生地は小麦粉だけではなくライ麦と半々にするのが違います。形はポーランドのピエロギに似ています。
南チロルのお土産で買ったレシピ本から作りました。
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南チロルは寒冷山間部だからか、郷土料理は小麦粉が少なく、麦やライ麦、蕎麦が使われます。乳製品はたっぷり使われます。ほうれん草もよく使われる食材。
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ほうれん草は茹でてパセリとペースト状に。玉ねぎをバターで炒めて小麦粉をふり生クリームとパルメザンを加えて冷ましてからペーストとあえて塩胡椒とナツメグを加えます。
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生地は小麦粉とライ麦粉、卵にオリーブオイル、お湯を混ぜて練り、1時間置き完成。皮作りと包む係は分業で。
生地マイスターのよしおさんに皮を作ってもらいました。薄く生地を麺棒で伸ばしてマグカップを使ってくり抜きます。シュルツクラプフェンはひだを作らないようなので、それっぽく。
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塩水を沸騰させてから5分ほど湯煎してか完成です。バターソースとパルメザンを削り完成です。
出来ました〜。
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本日のよしおさん白ワインは仏 ボジョレー・ヴィラージュ2018(シャルドネ)でご機嫌。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!皆さまよい週末を〜。
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊