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豆腐のフリカデレン

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日は久しぶりにご飯とお味噌汁が食べたくて晩御飯は和風にしました。わかめと豆腐、油揚げ、おネギ代わりにジュニットラオホ(チャイブ)です。

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ごはんには韓国海苔を添えて、副菜はアルファルファにパンプキンシードオイルをかけました。

真打ち、ドイツのミニハンバーグ、フリカデレンも今日は和風です。合い挽き肉に豆腐少々、玉ねぎ、卵に黒胡麻、きな粉、塩胡椒でつくり、ソースは焼いたごま油に出汁とみりん、お酒で味付けして出来上がりです。

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美味しくいただきました。

その晩御飯支度をしながらで申し訳ないのですが、米インタビュー番組「60ミニッツ」のYouTube動画を視聴しました。ゼレンスキー大統領の回です。

“I don’t want to make myself out to be a hero… I want to live many more years. But choosing between running or being with my people, of course I’m ready to give my life for my country,” 「自分をヒーローにしたいわけではない...。でも、逃げるか、仲間と一緒にいるか、どちらかを選べば、もちろん国のために命を捧げる覚悟はできています"

ゼレンスキー大統領は非常に抑制的で自らを大きく見せようとはしない非権威主義のリーダーだなと改めて思いました。

番組も感動ヒーロー物語みたいな作りではなく、ある程度突っ込んだ質問もしますが煽りやたたみかけて本音を手法ではなくじっくり聞きたいという姿勢で今世界が注目の人、ゼレンスキー大統領の等身大の姿、声を伝えようとしているように私には思えて好感がもてました。英語もゆっくりで聞きやすいです。アメリカの視聴者向けなのですが、他国民でも十分聞き応えありです。

ゼレンスキー大統領の印象は非常に抑制的、直球で正直な印象。

政治リーダーによくある官僚的、外交的な言い回しではなく言葉は強くまっすぐ。儀礼的な回りくどさに言い訳や欺瞞を感じているからのよう。ただし、バイデン大統領およびアメリカに感謝しているという言葉も忘れず、ウクライナからみて大国であり、米国に表から裏から様々な支援やアドバイスをもらっていることを踏まえて、きちんと配慮していました。元芸能人ですからオーディエンスは誰かを(ここではアメリカ国民) きちんと認識して発言していました。

インタビューで大統領はウクライナ軍の強さ、また戦争への「勝利」および交渉のあたり将来必ず議題にのぼる領土について思いを語っています。

今回のインタビューでも、また数々の演説でもそうですが、ゼレンスキー大統領は必ずウクライナは主権を守るという祖国防衛だけではなく自由の戦いを皆さんのために我々が戦っていると強調します。それは恩を着せたいというより、きちんと戦争の意味、これは自由を守る戦いであると大義を伝えています。

ウクライナが支援されるのは軍も国民も大統領のもとで一致団結し、想像以上に持ち堪えているからではありますが、しかし正式には同盟を結んでいない各国が支援するようになり、経済制裁発動も次々に発動されるのはゼレンスキー大統領のなぜ国際社会がウクライナを支援しなければならないのか、各国に自分ごととしての脅威と国際社会の課題としてとらえさせることに成功したゼレンスキー大統領による言葉の力が大きいと思うのです。

ウクライナにはどんな支援も今は不十分だろうけれど、アメリカ、NATO諸国はじめ様々な国の政治リーダーに行動変容を促したのは事実。

ウクライナは降伏すればいい、交渉すればいい、妥結すればいい、なんて日本から呟く人は安全な場所からなんてお気楽なコメントなんだろう。改めて思います。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

ウクライナに早く平和が戻りますように。🙏

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊




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