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第2アドヴェントのオッソ・ブーコ
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日はもう第2アドヴェントの日曜日。飾り付けを全くしておりませんでしたが、よしおママからありがたくもシュトレンとクッキーをいただいたのでいただく前にアドヴェントカレンダーとキャンドル2個をセット。
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よしおママお手製、手作りシュトレンとクリスマスクッキーをいただきました。🙏🙏🙏ありがとうございます😊
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今年はクリスマスマーケットは制約なしでコロナ前の雰囲気ですが、全体的に節約モードです。クリスマスマーケットは煌々としていますが、レーマー広場の平和の男マンニ、クリスマスツリーは去年より背が低い分ライト数を減らし点灯時間を短くして最大70%照明をダウン。また通常店舗のライトアップや通りの電飾は少ないです。しかし、人出はかなり多くて寂しい感じはなくむしろ規制緩和されマスクする人が減り明るくなりました。
しかし、日常品かインフレ率10%の今日では家計の紐も固く、スーパーもそれを見越しているのかリースは例年通りですが、売られている生木のクリスマスツリーが小さなサイズのみでしたし一般家庭の窓辺やベランダ、庭にある電飾つきの飾りも少ないです。支出にメリハリをつけている様子。
さて、今日はこの本を買いました。篠田さんの最新刊です。国際法度外視のドメスティックな東大憲法学に厳しい篠田先生なので、その流れで総じてドイツに厳しくてドイツ住みの私には針のむしろなときもありますが、今回は雑誌に書ききれない集団的自衛権に関する体系的な書籍なので勉強できるのが楽しみです。
「集団的自衛権をもたない国は侵攻される」。ウクライナをはじめ、世界がロシアの暴虐から得た教訓である。ところが、日本には「集団的自衛権は憲法違反」という珍奇な説を訴える人々がいる。アメリカを憎み、日米同盟を壊そうとする憲法学者が、あろうことか国連憲章にある国際法上の「自衛権」がおかしな概念であり、日本国憲法こそが正しい、という倒錯した議論を展開しているのだ。国際社会の合意、平和維持のルールを突き崩そうとする危険な主張にほかならない。著者は近年の空気に危機感を抱き、本書で「集団的自衛権の考え方は国連憲章以前から存在する」ことを明らかにする。たとえばアメリカ合衆国が19世紀に掲げた「モンロー・ドクトリン」(「孤立主義」の表現は誤り。本書参照)や、自由主義陣営の優越性を守る「トルーマン・ドクトリン」、ウッドロー・ウィルソン大統領が語った「いかなる国も自国の政策を他国民の上に及ぼそうとしてはならず、すべての人民が妨害されることなく、脅かされず、恐れることなく、弱小国も強大国も等しく、自らの政策と発展の道を決定するのに自由でなければならない」というビジョンである。しかしウィルソンの構想は現在、「勢力圏」を唱えるロシアや膨張主義を正当化する中国によって悪用されてしまっている。ウクライナに続く侵略の犠牲者がいつ、どの国から出ても不思議ではない状況だ。今こそ、日本を守る集団的自衛権の意味を正しく伝えることを試みたい。
本を読む前に先に動画で予習。無料版に感謝。
さて、聴きながらオッソ・ブーコちゃんの準備です。
仔牛のスネ肉を買いました。
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オーブンでじっくり煮込み完成です。お肉が多すぎて鍋から溢れそうですがなんとかおさめてじっくりと。
イタリア風だと合わせるのはパスタですが、今日はしっかりしたドイツパンです。
たっぷりのオッソブーコと昨日のワインの続きを楽しむよしおさんでした。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊