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【読書感想】シン・情報戦略 誰にも「脳」を支配されない 情報爆発時代のサバイブ術(米重克洋著)
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。昨日の日曜日には森散歩に出かけましたが、木陰でも暑くて途中ふらつきました。😅
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幸いお友達やよしおさんが休憩しながらゆっくり歩く私にペースを合わせてくれて、無事ゴール。顔が🐙のように赤かったそう。
そして夜はお友達お手製のローストチキンをいただいて楽しい食事。帰ってすぐは眠れないので、この本を読み終えてから就寝。面白かった。
SNS時代の構造を知ろうと思って買ったのですが、メディア論としても面白かったです。そして選挙ドットコムでの米重さんの出演回が好きな私は(解説が落ち着いている)「情勢調査」の読み方、それをJX通信社のビッグデータリスク情報プラットフォームである「FASTALERT」(ファストアラート)とどう組み合わせるかを知ることができて勉強になりました。
同プラットフォームがなぜ必要になったかの転換点を米重さんは東日本大震災にあるとし、当時従来の取材では行き届かなかったところTwitterが現場の状況をリアルタイムに可視化する役割を果たした例として、猪瀬さんの副知事時代のエピソードが取り上げられているのも、この本に引き込まれた理由の一つです。
この本は様々な興味を持つ人が読んで面白い本だと思う。陰謀論から逃れたい人、SNS時代の構造が知りたい人、メディア論や、そして選挙に興味がある人、情報収集の質を上げたい人。https://t.co/GTe5wh3Amj
— Yoko-DE (@YokoDE2) July 9, 2023
読みました。面白かった!感想1:この本は脳が支配されないために支配されてしまう構造を解き明かしています。読後の私の独自理解ですが、陰謀論に近いものや極論はマジックのようなもので、その後ろに種(フィルターや思惑、ビジネス)があることを構造として事前に知るだけで全然違う。(続) https://t.co/3UExRbMqp9
— Yoko-DE (@YokoDE2) July 10, 2023
途中のときも我慢できず(笑)つぶやいていました。
『シン・情報戦略』早速買って読んでいます。鋭い指摘→“自分の意思でアクセスしたと思い込んだ挙げ句、「マスコミでは触れられない真実の情報」に接して視野が広がったとさえ感じている。実際は逆であり、その人の脳はものの見事に「支配」されているわけだ。 (続) https://t.co/7QmEvwegnZ
— Yoko-DE (@YokoDE2) July 9, 2023
引用続き→“更に悪いことに、情報を発信する側も、マスコミや世論の多数派と同じようなことを言っていては人々の注意や関心を惹けず、接触時間を獲得できないがゆえに、どんどんリスクをとってエッジの立った発信をせざるを得ないという構造もある”
— Yoko-DE (@YokoDE2) July 9, 2023
やはり著者ご本人さまのツイートが何より説得力がありますのでこちらもご紹介。
今は「情報爆発の時代」です。かつての「新聞多読」のような情報収集のTIPSも通用しなくなり、私たち一人ひとり誰しもが知らず知らずに「脳」を支配されるリスクに直面している、というのが私の問題意識です。
— 米重 克洋 (@kyoneshige) June 30, 2023
- コロナ、ワクチン、戦争…巧妙なデマや陰謀論が大量に拡散されるワケ
— 米重 克洋 (@kyoneshige) June 30, 2023
- マスコミ・報道機関がその役割を果たしきれなくなった背景
- 無数の情報の中から確かな情報だけを取り出して意思決定につなげるコツ
- OSINT=膨大な公開情報から隠された事実を可視化する取り組みの最先端の現場 etc.
記者ゼロの「AI通信社」として、報道現場にAIをはじめとしたテクノロジーを持ち込んできたJX通信社の創業者としての経験、考えをもとに、私たちを取り巻く「情報環境」の変化のメカニズムとその中でのサバイバル法を解き明かそう、というのが本書のテーマです。
— 米重 克洋 (@kyoneshige) June 30, 2023
膨大な情報の中から確かで自分にとって価値ある情報を見つけ、バイアスやフェイクによる害を避けながら、より確かで価値ある情報を収集・活用する― そんな「情報戦略」のヒントになればと思います。
— 米重 克洋 (@kyoneshige) June 30, 2023
ぜひ、Amazonでご予約 or お近くの書店で手にとっていただければ幸いです。https://t.co/CbTBdRooWx
いい本なので、また後日読み返そうと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊