ここんとこの日常。
朝ドラで、片桐はいりが扮する下地先生が話題となっています。
もはやほぼコントですが、昔はああいった風貌と、突然玄関先で怒鳴るような言動をする女教師が実在していましたよね。
(若い人は理解不能かと思いますが、本当にいたんですよ、あんな先生が)
だからかつて教師だっただろうという、友人のお婆さんが、あの下地先生のように私の家の玄関先で怒鳴っていました。
K子〜K子〜と人ん家の玄関で孫を怒鳴りながら呼んだりしたもんです。
あんたはいいけど、今日はK子は居ないし、我が家はとっても迷惑なんだけどな、と思いながら、昔の教師は話しが通じないんだよな上から目線ばっかりでさ、あのおばあちゃんも必死なんだよなと聞き流していました。
そんなわけで(どんなわけだ)モアパッション、モアエモーション!な話を書こうと奮闘しているわけですが、ちっとも筆は進みません。
もっと言えば読書もぜーんぜん進まない。
まあそんなもんですよね。いいんですいいんです。私の本業は母親業ですし。
話を戻しますが、私、下地先生すきだなぁ。
人ん地にズカズカと上がり込み失礼しまくりなんですが、キチンと履き物を揃え、失礼しますといってご自宅に入る姿が素敵。
昔の教師なんてさ、家庭訪問時には(昔は家庭訪問という風習があってですね、教師は家庭に上がり込んで家庭の様子をみるんですよ)お邪魔しますなんて入っていき、各家庭からお茶やらお菓子やらを当然のように頂いて、ちょっとした小話でもして帰っていくもんでした。
酷い教師はなんかですね、悪びれもせず自身の息子自慢をして(息子さん、東大入ったんだって)生徒の親相手にに嫌味言い放ったり(うちの母親、1人っ子なんだけど、1人っ子はわがままでだらしがないらしいよ)帰っていったりしたものです。
それで、うまく接待できないと、あの親は常識がないなんて陰口叩いて、ダメな親のダメな子どもとレッテルを貼りつけるのだから、大したモンです。
まあ20年ほどまえに、お茶お菓子の接待はけっこうです先生もちゃんと辞退してね、という大変マトモなお触れが出ましたので、そのような風習は廃れたようです。いやぁ、よかったよかった。
あと下地先生の服装。センスいいですよね。
比嘉歌子!ちゃんと歌え!!と怒った時のお召し物もさっぱりとして好きでしたが、今日の薄紫でコーディネートした服装も、季節感があり爽やかで好きでした。
服装がキチンとしている方は、その人となりも同様です。
だから下地先生はきっと私生活もきっちりとし、季節感の彩りにも敏感な、知的で美的センスあふれる方なのでしょう。
いえね、学校の先生ってね、たまにとんでもない服装の方いらっしゃいますからね。
そう言う方はだいたいとんでもない人物で、同じ教員仲間からは分かりやすく避けられて、生徒からはバカにされています。
寝癖なのか天然パーマなのか分からないぐちゃぐちゃな髪の毛に、化粧っ気のない顔面。80年代に買ったであろうベージュのジャケットにウールの巨大な花柄スカート、そして茶色のタイツに真新しいスニーカーという私服の教師を見て、私はギョッとしたことがあります。
たしか季節は秋だったとおもいますが、その野暮ったさは教師陣の中でも一際目立ってました。
ただでさえ教師という生き物は変な格好をしがちなのに(40で輪ゴムでおさげにした教師とかいませんでしたか?真っ赤なゴムで髪をふたつにくくった30代とか。全て実話です)彼女は本当に強烈で、あの巨大なスカートの柄とスニーカーが目に焼き付いています。
人は結構見かけによりますからね、今後もキチンと見ていきたいです。
カムカムエブリバディが終わってから、チムドンドンするさぁーでどうしようかと思いますが、今回の朝ドラも面白くていい感じ。
仲間由紀恵さんがいい感じにお母さんな体型で、それでいて沖縄の人感がしっかりと出ていて素
敵!
今後も下地先生の存在に期待を膨らませ、チムドンドンしていきたいですね。
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