2020年1月に読んだ本・漫画
こんにちは、馨月です。
読書に費やす時間は、通勤電車の中と会社の昼休みに捻出している程度なので、決して長くはありません。読むのも遅いです。
なので、1ヶ月あたりに読む冊数は、他の読書好きな人達に比べると格段に少ないけど、ポツポツ読日々読んでます。
2020年1月に読了した本を挙げますが、漫画やムック、雑誌も含めます。
西太后秘録 近代中国の創始者・上/下(ユン・チアン)
あんまり良いイメージのない西太后を、違った角度から光を当てた評伝。
よく考えてみれば、好き勝手ばかりやってただけでは、皇帝でないにもが係わらず何十年も権力者として君臨できないわけですから、やっぱり周りを動かしていける程の「何か」があるんですよね。
ただこの著者、ちょっと偏った書き方をしている印象を受けました。きちんと調べて書いてらっしゃるようですけども、日本の資料を当たってない点が気になります。Amazonの書評でも言及されてますけども、清朝末期は日本とも深く関わっているので日本にも西太后関係の資料がたくさんあると考えるのが普通だと思うのです。なのに、そこを全く触れないのはちょっとどうかなと・・・
著者のユン・チアンさんは日本を好かないのかも?とか思ってしまいます。嫌いであることは個人の自由なので良いのですけど、評伝を書くのであれば、好き嫌いは別にしてきちんと資料を調べて欲しいと思います。
昔、「ワイルド・スワン」が売れたときに「徹子の部屋」に出演されてたんですけどねー。それ以降に何かあったんですかね。
NHK 100分で名著 呉競 貞観政要(出口治明)
昼休みにEテレ見てたらたまたま「100分で名著」の再放送をしていて、さっそく購入。
解説していた出口治明さんの、ゆったりまったりした丁寧な関西弁が何とも言えず、好きです。同じ関西の人間として「いいなあ」と思いますね。
「関西弁は下品で早口」ではないのです。
って、本の内容とそれた話。
北斗の拳 1 / 2 / 3 / 4
集英社文庫
「アメトーク」で得た知識がフワッとあるだけの状態で、初めて「北斗の拳」を読んでます。好きな登場人物が出てくるよ!と、「北斗世代」の殿方から言われていたけれど、4巻時点では「うーん」て感じです。いろいろと『度』が過ぎてて、「好き」「嫌い」とかの判断ができなくて、「マトモ」か「マトモじゃない」かという軸で見てしまうようになる。
ラオウ:何で人気あるんかサッパリ判りません。これからカッコいいエピソードが出てくるのでしょうか。
レイ:割とちゃんとしてる感じですけど、「マミヤさんの服をパンツ1枚残してズタズタ事件」があるので保留です。
ケンシロウ:優しいけどお人好しすぎて心配かな。自分の食糧確保が苦手そうだし(1巻冒頭で熱中症らしきことになって行き倒れてた)。
トキ:現時点で一番マトモで紳士。一方的に好きな女性を攫ったりしなさそう。
でも一番痛いのはシンでしょう!ユリアへのプレゼント攻撃とかね。プレゼントするのはいいけど、方向性が色々おかしい。初登場が、セクシーな女性を侍らせて全裸とか。「うわぁ~」てなったのが、ケンシロウが本物と間違えるほどそっくりな「ユリア人形」。こんなもの作らせる(自作か?)シン、拗らせ過ぎである。人形の衣装も違ってたから、自分で着せ替えてたのかな・・・あ、侍らせてたセクシー女性たちに着せ替えを命令してたのかも。きっとそう、そうと思いたい。命令された方はむっちゃ嫌だろけど。
読んでる途中の本
風と行く者(上橋菜穂子)
皇帝フリードリッヒ二世の生涯 上巻(塩野七生)
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