「まあいいか」ではなく「これでよし」
これまでの30年あまりの人生では、
「まあいいか」を毎日、何度もつぶやいていました。
シャツにアイロンをかけてないけど「まあいいか」
仕事をお願いされたから、休日出勤すれば「まあいいか」
相手の声が聞き取れなかったけど、相づち打てば「まあいいか」
妥協ばっかり。
周囲のできごとに対して、あきらめたような反応ばかりで、
自分の「納得」は後回しにして生きてきた。
草薙龍瞬さんの『反応しない練習』を読んで、
「妥協」や「反応」ばかりの人生だったことに深く気づきました。
借金が重なってしまった大きな理由の一つだと思います。
「納得」を人生の方向性にすえるなら、あとは時間をかけて、近づいていけばよくなります。日々の仕事や家事も、「自身が納得できること」を基準にすれば、外の世界に振り回されることは減っていくでしょう。 ―『反応しない練習』216ページ
これまでの半年ほど、生活の色んな場面で「これでよし」を増やしました。
今はやっと、むやみに反応しなくていい心地よさを、日々味わっています。
家族や人間関係に反応して疲れている方には、ぜひ読んでほしいです。
著者の声で聴けるAudible版も出ていました。
おわり