海洋に流出したプラごみの総量は,推定2億5000万トン
海岸で1人が手作業で1時間に拾えるマイクロプラスチックの量はせいぜい100グラムとか多くて200グラムほどでしょうか。
10人で1時間かけて1キロから2キロが限界だと思います。
仮に10人が1日8時間、年間200日かけると、
1600キロから最大3200キロ!
では
1950年頃から海に流れ込み,海洋に蓄積したプラスチックの量はどのくらいか。
1950年以来、現在までのプラスチックの推定生産量は83億トン。
生産されたプラスチックごみが海に漏れ出す率はおよそ3%と推定されていて、そうすると海洋に流出したプラごみの総量は,推定2億5000万トン(83億トンの3%)。
一方で10人が1年かけて回収するマイクロプラスチックはせいぜいが3トン。
2億5000万トンに対して、わずか3トン。
それって虚しいことでしょうか?
意味が無いことでしょうか?
1人ひとりの人間が出したプラスチックゴミならば、1人ひとりの力が合わさって、つながって、続けば、きっと減らせる。
海底に沈んでしまったプラスチックは大変だけれど。
人間が地球を汚し、危機的な状況にしてしまった。
そして、
地球を救えるのも、人間しかいない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?