【旅行】ギリシャ(サントリーニ・アテネ)
こんばんは。私です。
やることがないので、去年行ったギリシャのサントリーに島とアテネについて、注意点などを8ヶ月ぶりに書いてみたいと思います。
サントリーニに行ってみたいと思ったとき、レビューとか注意点とかのブログとかがあんまり無くて、少し苦労したりトラブルもあったので、これから行かれるかもしれないどなたかのためになりますように。
ちなみにですが、今回の旅行は全て1ヶ月くらいで私が一人で準備しました。
夫(会社員・当時34歳)には完全に内緒にしていました。個人的に私が『水曜どうでしょう』の大ファンなので、家庭内どうでしょうを展開しようと思いました。
配偶者には仕事のお休みだけ取得頂きました。今回初めて外貨宅配を利用してみました。お家にユーロが届いてしまい、行き先が大体ヨーロッパということがバレました。
空港バスに乗るために、駅に向かいます。この人間は、この段階ではまだ自分がどこに行くのか、厳密には知らない状態です。
このあと空港でガイドブックを開封頂き、チェックインしましたが意外とリアクション薄かったです。普段から出張で年の半分以上は家にいない方なので、変に旅慣れてて肩透かし感でした。なんだよう。人間、そんなもんなのかもしれません。
そう考えたら大泉さんはやっぱり天才なんだろうな。
まず、関空からドバイ国際空港に向かいます。人生初のエミレーツ!でかいやつ!
ルート
20190907 23:45 関空 →【EK317】→ 20190908 04:50 ドバイ
20190908 10:50 ドバイ →【EK209】→ 20190908 15:00 アテネ
20190908 19:00 アテネ →【GQ356】→ 20190908 19:55 サントリーニ
【サントリーニ島3泊】
20190911 15:25 サントリーニ →【GQ351】→ 20190911 16:20 アテネ
【アテネ2泊】
20190913 18:05 アテネ →【EK210】→ 20190913 23:55 ドバイ
20190914 03:00 ドバイ →【EK316】→ 20190914 17:00 関空
注意点
ギリシャ(サントリーニ島&アテネ)の注意点について
・トランジット時間短めに短めにしましたが、それでも『いってきます(家出発)』から『お世話になります(チェックイン)』まで33時間かかりました。
・Wi-Fiレンタルした方がいいですが、1GBも要りませんでした。個人差はありますが、ホテルWiFi意外と強いです。
・赤ちゃんとお年寄りにはきついと思います。バリアフリーという概念があんまりない印象でした。ベビーカーの人、階段だらけで大変そうでした。
・日本の本屋さんにガイドブックがあんまりないので、早めに準備するか、情報はいろんな人のブログとかから。もしくはその辺の人に聞いてもわりと教えてくれます。
・サンダル/スニーカーで、グリップ強めのもの推奨。アテネは道路が結構大理石なので、普通に転びます。主人も普通に転んでいました。何人か転んでる人をみました。
・アテネだけだときついです。色んな価値ある遺跡が、ほぼ全部同じに見えます。よっぽどの考古学・ギリシャ神話ファンとかだと大丈夫かもしれない。
・11〜3月はホテル・お店が結構閉まってるそうです。春〜秋までがシーズン。
・ギリシャ料理、わりと何食べても美味しくて、ご飯に対しては何も苦にならなかったです。日本ではフェタチーズとか高くてなかなか買えないけど、グリークサラダにもりもり入ってますし、ホテルの朝ごはんで出てくるヨーグルトとかパンですら、まじうまかったです(全然期待してなかったので株爆上がりでした)。
・トイレお金いらないです。
・アクロポリスや他の遺跡に入るための共通券があるのですが、アクロポリスだけに入場したい方は長蛇の列を覚悟しなければなりません。現金のみ対応(だから時間かかる)ですので、用意していくこと(入口付近にATMがありますが、そちらもめっちゃ並んでます)。もし、共通券(€30)を購入する場合は、先にアクロポリス以外のところに行きましょう。めっちゃ空いてて一瞬で買えます。みんなパルテノン神殿だけ見ようーみたいな感じなのかも。
ヨーロッパ全体or一部の地域と共通の注意点について
・路上喫煙・ポイ捨て上等なので、嫌煙家の方はちょっと大変です。
・ミサンガ売りのアフリカ系の人、アテネにもいました。サントリーニは田舎なのでいませんでした。
・トイレットペーパーは流さないスタイルでした。ゴミ箱に入れましょう。
・メトロは気をつけましょう。スリえぐいそうです。怖くて乗りませんでした。(下記トラブル参照)
・日焼け・乾燥対策が必要です。カラッカラでした。個人的に100均で買った帽子が飛んでいかないようにするためのバネみたいなやつ、大活躍でした。
買い物
ヨーロッパ全体で云える事だと思うのですが、お土産はぜひ田舎で購入した方がいいかもしれません。サントリーニ島とアテネしか行ってませんが、サントリーニの方が安くてお店も入りやすい感じでした(アテネは高級なお店も多いし、アパレル系のお店にはあんまり入る必要性を感じなかった)。
サンダル 安くて軽くて可愛くて丈夫です。いわゆる、ギリシャ神話の神々が履いてそうなサンダルもありました。このサンダルは€18くらい?でした。もっと安かったかも。
オリーブ製品 私はオリーブの樹のカレースプーンみたいなのを2本買いました。ギリシャといえばオリーブよね!
ロバ関連グッズ サントリーニ島で、港→丘に登るためにロバに乗れるので(もちろん歩きもOK、ロープウェイもある)、サントリーニについてはロバがマスコット的な感じになっていました。ドンキーミルク成分配合のハンドクリームや、ロバの首輪についている鈴、ドンキー柄のTシャツなどなど。
マティ 青い目のような模様。魔除けらしいです。マティ柄のファブリックやガラス細工もあります。たくさん描かれているものは、集合体恐怖症の人は無理です。
トラブルなど
①サントリーニ島は空港↔︎街のタクシーがあります。でもバスもあるんです。バスには行き先など書いておらず、狭い土地に大量にバスが停まっています。出発が近づくと、運転手さんとかチケット売りのおばさんみたいな人が行き先を大声で叫びます。
で、airportではなく、port行きに乗ってしまった訳です。タクシー代の€20をケチった訳です。もちろんサントリーニ→アテネの飛行機に間に合わない訳です。港からは豪華客船がいっぱい出ていて、そこからエーゲ海クルーズを楽しむセレブ達が乗船する訳です。
なんとか空港にたどり着きましたが、別便のチケットを急遽取ってもらったので、€430かかりました。街↔︎空港の移動はタクシーを使いましょう。
②散々な目に遭ってアテネに到着しました。アテネの移動は色んな方のブログを見て、街までのバスもいっぱいあるし(都会最高)、シンタグマ広場でバスを降りてからもGoogle Mapみながらすぐに到着しました。徒歩7分くらいでした。ホテル入口の前までたどり着いたとき、一人の男性が声をかけてきました。
『背中、汚れてるよ!』
と。見てみると、スプレー?ファンデーション?のような肌色の液体が大量にかかっていました。私も、主人も。で、その方がバッグからいつも持ち歩いているのか偶然なのか、親切なことにウエットティッシュを出してきて、拭いてあげるからその斜めがけバッグを下ろしなさいと頻りにおっしゃる訳です。
で、あまりの迫力に、何を血迷ったか旦那様がバッグを地面に置いたではありませんか。いやいやいやいやいやいやいや。なんか別の人もニコニコしながら近づいてきてなぜかティッシュを差し出してくる訳です。
『どうもご親切にありがとう〜^^ここ、もうホテルだからお部屋で着替えるね!』
にこやかに旦那さんのバッグを抱きかかえ、ホテルに入りました。
詐欺です。ズボンやカバンにもベッタリでした。
危なかった。まじ危なかった。カバン盗られたところでもちろん財布や個人携帯は入れていませんでしたが、旦那さんは会社iPhoneを入れていたので、それをもし盗られていたらガチで始末書でした。
この手口はアテネだけではなく、ヨーロッパ全体〜アフリカ北部でよく見られるらしく、最悪なことに観光客のみではなく現地の人もたまにくらってるようです。
経済破綻があったり、他の国からの移民もたくさん来ていて失業率が高いということもあり、その辺の治安がよろしくない見たいです。全世界的に今後は更に増えるかもしれません。気をつけましょう。€430損して、そのあとこのザマです。
まとめ
色々ありましたが、総体的には本当に素敵なところでした。ヨーロッパは7年ぶりでしたが、基本的に温暖な気候のせいか、人も陽気だしぼーっとしてて時間の流れがゆっくりに感じました。
費用については、旅行会社に52万円支払いました。全ての航空券・ホテル代込みです。で、自分のせいで5万円プラスになりました。日本・ギリシャでの交通費、お土産・買い物代、食事代、観光のための入場料など色々含めて2名で70万円といったところでしょうか。アテネだけだと、これからマイナス20万円くらい?だと思います。離島はお金かかりますね。
旦那さんは普段出張ばかりであんまりお出かけしたがらないのですが、なんと旅行で海外に行くのが初めてで(仕事でやべえ僻地にしか行ったことがない)、アテネはともかくサントリーニについては『死ぬまでにもう一回行ってみたい』とぼんやりおっしゃっていました。
個人的には、国内線の飛行機ミスしたのは私のせいだったので、一人でどうしようどうしよう、代理店に連絡した方がいいのかな、いや、こっちのデスクに連絡した方がいいのかな、それってどこに載ってるんやなどと大騒ぎしていたのですが、ご主人は変に旅慣れているのでかなり落ち着いていて、
大丈夫大丈夫。一番いいパターンは少ない待ち時間で次の飛行機が取れること、二番目にいいパターンは夜遅くなるけど今日中の飛行機が取れること、一番ダメなパターンは今日の飛行機が全部埋まってて明日のフライトになること。そうなったら今日チェックインできなくなるから、そこで初めてホテルに連絡したらいいんだから(とりあえず煙草吸ってくるね)。
と、余裕の構えで、結果5万円の損失を出した私を全く責めることなくいてくださり、本当に結婚する相手を間違えてなかったと確信しましたが、その後 詐欺師の口車に乗ってアテネで鞄を下ろした時は、こいつまじふざけんなと思いました。
いつかまた、日本から出て、どこかに行ける日が来るでしょうか。
もし来るなら、早めに行けるようになってほしいなぁ。
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