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大企業を辞めて、スタートアップの「kaeka」に転職しました。伝え方教育という新しい価値観をたくさんの人に届けたいです!

皆さんこんにちは、kaeka広報のゆかです。
私事ですが、本日26歳のお誕生日を迎えました。
おめでとうついでに、よかったらnote読んでいってください〜!

普段noteではインタビュー記事やイベントレポートを書いていますが、今日は珍しく自分の話を書いてみたいと思います。

なんとなく大きい企業でゆるゆる働きたいと思っていた私が、今kaekaという伝え方トレーニングサービスのスタートアップでゴリゴリ働くまでの軌跡を少しお伝えします。

普通のOLになりたかった

就活時代、私は漠然と「普通のOLになりたい!」と、思っていました。就職よりも結婚がしたかったし、仕事に重きを置くのではなく家族を大切にする暮らしができたらいいと思っていました。だからワークライフバランスを大切に働くことを軸に就活していました。具体的には東京勤務(転勤なし)、ゆるふわホワイト、だけど食いっぱぐれないスキルが身につきそうな会社がいい!なんてわがままなことを考えていました。

それで新卒一社目の会社は、伝統的な日系IT企業を選びました。ITスキルが身につけばこの先困らないだろうし、東京勤務、WLBもちょうど良さそうという理由で社会人ライフを始めることになります。

2020年4月に入社した私は、例に漏れずコロナ禍の影響を受けた世代です。入社式は前日に中止、研修は環境が整っていない中フルリモート。それでも、定時の17時ぴったりに仕事が終わるライフ重視の生活。それが私にとっては居心地が良かったんです。

労働時間自体は大変じゃなかったはずだけど、こんな画像を作ってました

カメラマンという仕事

大学時代にLovegraphという会社との出会いがあり、カメラマンとして副業もしていました。代表の駒下さんのスタンスや働く仲間たちがすごく好きで、今も所属しています。

当たり前ですが、Lovegraphの仕事はお客様が目の前にいます。だから、自分の行動次第で満足度が変わってきます。私の写真でお客様が喜んでくれて、その対価としてお金をいただく。「あぁ〜働いてるな」という実感が強くありました。これは、本業がBtoB企業だったこともあり、お客様の顔が見えない仕事をしていた私にとって、衝撃的なことでした。

人生で初めてのゲスト(3年後に同じ場所でマタニティでの撮影を依頼してくれました!)

新卒で「伝統的な日系大企業」と「新進気鋭のスタートアップ」の両方に所属していた私は、2つの環境の差をまじまじと感じていました。
「安定しているが、自由に動くことができない大企業」、「自由で成長するけれども、将来に漠然とした不安があるスタートアップ」。その両方のいいところと悪いところがしっかりと見える環境にいたように思います。

そんな私は、スタートアップの自由さに憧れながらも、大企業での安定した暮らしを手放すほどの勇気はなく、なんとなく暮らしを続けていました。

入社3年目の漠然とした不安

入社3年目で部署を異動し、自分のキャリアを振り返るタイミングがありました。

3年で私は何をできるようになったんだろう、Javaを少し書けるようになった、システム開発の理解は少し進んだ、けれど、手触り感のある”できるようになったこと / 自分が積み上げてきたもの”はあまり思いつきませんでした。

このままなんとなく大企業でゆるりゆるりと暮らしていく。そんな人生は容易に先が想像できたけれど、その未来にワクワクしなくなっている自分がいました。「ライフシフト」など人生100年時代に関する名著を読み漁っていたこともあり、これから60年くらい働くことになるのにワクワクしないことを続けられるか不安感が募ります。仕事に満足していないのに、挑戦しないで続けることの方がリスクなのでは!という気持ちが高まっていきました。

転職もわりと珍しくなくなってきたし、挑戦するなら今だ!と思っていた時にkaekaに出会いました。

私がkaekaに惹かれた理由

私がkaekaに惹かれた理由を説明するために、少し昔の話をします。

実は私、中高時代「放送部」という部活に所属していました。放送部といえば、よくお昼休みに校内放送で話す部活だとイメージされがちですが、私の高校にはお昼の放送の文化はありませんでした。

じゃあ、何してたの?と思われると思いますが、実は合唱や吹奏楽と同じように、放送もコンテスト(大会)が開かれています。私が取り組んでいたアナウンスという部門では、校内放送という設定で1分30秒の原稿を書き、その読みの美しさや伝わりやすさを競っていました。

この部活動を通して、私は話す力が努力で上達するということを身をもって経験しました。大会に出ても箸にも棒にも引っかからない苦しい時期もありましたが、毎日発声練習をして、誰よりも原稿を読んで、人にフィードバックをもらって、と繰り返して、高校三年生の最後の大会では、全国大会で入賞できるほどに成長したんです。

最後の大会で、母校の卒業生で「キングダム」作者である原泰久さんに取材させてもらいました

話すことや人に伝えることは元々好きだった私ですが、それを仕事にしようと思ったことはありませんでした。部活時代の思い出は思い出として、心にしまっていたんです。そんな私が今後のキャリアに悩みつつTwitterを眺めていたときにkaeka代表である千葉さんのツイートがたまたま流れてきました。今思うと、私の運命を変えたツイートです。

流れてきたのはこれです。

私もスイッチを入れると話し方がかなり変わることもあり、このツイートにすごく共感して、惹きつけられて、すぐにkaekaのホームページに飛びました。すると「全ての人生にスポットライトを」「伝え方教育」という文字が目に飛び込んできました。全ての人にとって必要不可欠である伝え方というスキルを、体系的に学習することで、より自分らしい生き方を実現できる人が増える、という理念にすごくワクワクしました。

その後色々調べて、以下のスピーチに辿り着きました。スピーチを見て、「なんか面白そう」という感情が「ここで働いてみたい!」という感情に変わりました。(まだ見てない方は、後悔させないのでぜひ一度ご覧ください)


だからこそ、そこからの展開は早く、カジュアル面談を経て業務委託で片足を突っ込んで数ヶ月、「社員にならないか?」と声をかけていただき、二つ返事でOKしました。あまりにもOKがあっさりしていて、社長がびっくりしながら喜んでくれたことは記憶に残っています。

カメラマン業をやってることを伝えたら社長が書いてくれた書き初め

入社4ヶ月、今思っていること

kaekaに転職して4ヶ月が過ぎました。

目の前でお客様が変わる姿を見ることができて、喜んでもらえるというところはカメラマンの仕事とちょっと似ています。直接お客様の声を聞けると「お客様に貢献し続けなければいけない」と背筋が伸びますし、嬉しい言葉をいただくと力になれていることを肌で実感することができます。私はなるべくお客様が近くにいる仕事の方が向いているんだろうな、と感じています。

kaekaの人は本当にお客様のことを想っています。表面上だけじゃない、本当の顧客目線です。だからこそ、営業のタイミングで本当にお客様にとってkaekaが最適な選択肢なのかしっかり考え、最適だという場合には、自信を持ってkaekaのサービスをオススメしています。kaekaの人は本当に自分のことを思って、サービスをオススメしてくれていると感じる」と直接お客様に言っていただけた時は、思いが伝わっていることに嬉しくなりました。

kaekaを受講して自信をつけて明らかに変化したお客様、人生を振り返る大切な機会になったと言ってくださるお客様などがいて、私は本当に価値のあることを届けられているんだと強く実感することができます。

現在、ありがたいことにたくさんの方に興味を持っていただいており、直近の開講期の枠が埋まり、来年度のご予約もいただいているような状況です。

本当にお客様思いな仲間たち

広報としての挑戦

広報として、まだまだ迷うタイミングもありますが、確実にやったことは積み重なっているなというのを感じています。初めてのことにどんどん挑戦できていて、イベントをゼロから企画したり、ロケに同行したり、記事を書いたり。自分でもちょっと訳がわからないくらいたくさんのことに挑戦しています。

kaekaで撮った初めての写真。日経新聞に載りました。
思い出深い広報としての初仕事「行列のできる相談所」
フワちゃんと社長の共演

私の使命は伝え方教育という新たな価値観をより多くの人に知ってもらうことです。私が仕込んだ露出がきっかけで、相談会に来てくださるお客様も多く、スタートアップらしく成果が見えやすい環境にいて、やりがいも感じます。

芦屋市長高島さんとのYoutube撮影のため芦屋へ
kaekaがWBSに出演

一方で新たな概念ということもあり、すぐには受け入れてもらえないこともあります。だからこそ、kaekaではAIを話し方の分析に使うことで、客観的な視点を取り入れたり、体系的な学習を作ることで再現性のある学びを提供したり、サービスにさまざまな工夫をしています。

それを正しく広く伝え、共感・応援していただく方を増やすことが私の仕事です。新しい概念だからこそ、取材を受ける際には正しく伝わっているか、齟齬がないかをしっかり確認します。また、たくさんの人に知ってもらうためにどんなコンテンツをどんな順番で出したらいいのか、広報の戦略を師匠である下村さん(https://twitter.com/sakiikos2)にも協力してもらいながら思考錯誤しています。

わからないことの多い日々ですが、我ながらすごく楽しく走れているんです。周りの人に「広報向いてるね!」と言ってもらう機会も多く、性にあっていると自分でも思います。心の底から顧客思いのkaekaのサービスの価値を感じているので、それを届けたいと自然に思うんだと思います。

すごく私らしく伸び伸び働いてます。

職種も業界も大きく変えるのはなかなかの挑戦ではありましたが、人生100年時代、合わない仕事を50年以上続けるより、飛び出してワクワクするものを見つけられてよかったという気持ちが大きいです。

日本の転職市場では職種を変えるハードルは高いですが、もっと自由に縛られず働く生活を選べるようになったらいいですね。

愛を語ってしまいましたが、kaekaでは一緒に働く仲間を募集しています!noteを読んで少しでも興味を持った方がいらっしゃれば、ぜひ一度お話ししましょう。


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