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「リーダーシップの学びは学校だけではない!?」ご家庭や地域での実践法について

みなさん、こんにちは。
元体育教師/体操コーチのなかやま かえでです。

リーダーシップ。
それは単なる肩書きや役職だけではなくて、日々の生活の中でその人自身の態度や行動から育まれるものだと思っています。

子どもたちにとっては学校での学びももちろん大切ですが、家庭や地域での実践経験も、リーダーシップを育む上で欠かせないものだと思っています。今回は、そのことについて書いていきたいと思います。



1. 家庭でのリーダーシップの育み方

家庭は子どもたちにとって最初の学びの場です。リーダーシップのスキルは、家庭での小さな経験の中で育まれるものだと思っています。例えば、家庭内での役割分担や決定事項に関わることは、リーダーシップの基本を学ぶのに絶好の機会です。

「今日の夕食は何にする?」というような日常的な質問でも、子どもたちに意見を聞いたり、一緒に決めたりすることで、子どもたちの意見や考えを尊重する態度を育むことができます。さらに、家族内でのプロジェクト(例えば、家の片付けやイベントの準備)に子どもたちを積極的に巻き込むことで、協力し合いながら目標を達成する経験ができます。

こうした日常的なやり取りが、子どもたちのリーダーシップを育てる基盤になっていきます。

2. 地域での実践がもたらす学び

地域社会での活動も、リーダーシップを育む場として大事になってきます。地域のイベントやボランティア活動に参加することで、子どもたちは様々な人々と交流し、協力の大切さを実感できます。

私が教員時代によく見てきたのは、地域の清掃活動やお祭りの運営などに積極的に参加する子どもたちの姿でした。これらの活動では、役割分担やリーダーシップを取る機会が多く、自然とリーダーシップスキルが磨かれます。

地域での活動は、単にスキルを学ぶだけでなく、責任感や地域への愛着を育む場でもありますので、こうした経験は学校では得られない貴重な学びとなります。

3. リーダーシップは継続的な実践から生まれる

リーダーシップの学びは、1回で身に付くものではありません。リーダーシップを育むためには、継続的に実践することが大切です。小さな成功体験や失敗から学ぶことで、リーダーとしての資質が磨かれていきます。

家庭での小さなプロジェクトや地域の活動に定期的に参加することで、子どもたちはリーダーシップの感覚を持ち続けることができます。また、大人が自らリーダーシップを発揮する姿を見せることで、子どもたちも自然とその姿勢を学んでいきます。リーダーシップは学びの積み重ねであり、どんな小さな経験でも、それが大きな成長へとつながるのです。

結論

リーダーシップは学校だけで学べるものではありません。
家庭での役割分担や地域での活動を通じて、リーダーシップを実践する経験を重ね、継続的な学びをしていくことが未来のリーダーを育てる鍵だと思っています。

いかがだったでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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