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ジョージア風煮豆の作り方

 ジョージアにはロビオლობიოというインゲン豆の煮込み料理があります。コーカサスには、似たようなインゲンマメの煮込み料理はオセチアのХъæдуры басとか、アディゲ(チェルケス)のДжэрщ щипсとかあるようですが、ロビオが作りやすいかと思います。
 ジョージアでは、春の大断食、大斎დიდი მარხვაの際に、肉料理の代わりにロビオを食べることが多いです。
 日本で作る場合、北海道産の大正金時豆が適してるのではないかと思います。一晩水につけておいておくと柔らかくなって作りやすいと思います。
 豆を鍋で煮込んでいる間、ニンニクと玉ねぎを別の鍋で炒めます。豆が柔らかくなったら、火の通ったニンニクと玉ねぎを入れて、コリアンダーシード、レッドペッパー、塩、コショウなどのスパイスを加えます。スヴァネティの塩სვანური მარილიや乾燥アジカხმელი აჯიკა、ウツホ・スネリუხცო სუნელიのような市販のミックス・スパイスを使った方が便利しれません。砕いたクルミを加えてもいいかもしれません。豆が柔らかくなったら、コリアンダーქინძიの葉を入れます。これで、現地の味にかなり近づきます。コリアンダーが苦手な人は、ディルやパセリの葉でもいいかもしれません。コリアンダーやディルはプランターで栽培可能です。
 

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