経営者ってインテリスポーツマン⁉️〜カウンター向こうの世界〜
マンボウ中も、『OFF AIR』のインスタストーリーを上げつづけ、お客様をおもてなし。
今回は、様々な業界を渡り歩き、Chenoba BARの経営者となった、吉武清太さんにお話を伺ってきました。
和歌山にIWAKIのCDショップがまだあった時代から、資本主義ついてよく考えていたと語る、Chenoba BARマスターの吉武清太さん。キヨさんと呼ばれ、皆から親しまれているそう。そんなキヨさんのルーツは学生時代にあると言います。
「父の影響が大きいかな……小学高学年から、毎日見てた株の動きから、資本主義社会を学んでいたように思います。資本主義に生きる、活かす道を追求してきました。」
ーーめちゃくちゃ背が高く、細マッチョ系ですが、スポーツはしなかった?
「小学生の頃は、空手と水泳が得意でした。野球もしてみたり……。いろんなスポーツを経験しました。父の『どうせスポーツするならプロのある競技を選びな』というアドバイスで、競輪という世界を目指したこともありました。」
ーーなぜ競輪の世界を?
「日本プロスポーツで、初の1億円プレーヤーが競輪なので。65歳以上でもプロがいる息の長い競技なのであり、プロとして認められるというところで判断して、すぐに行動。高校2年から、師匠に倣いました。」
ーーけれど、選択しなかったのですね。
「できなかった、ということになりますね。プロの世界は難関でした。その後、専門学校に進み、建築・設計の分野へ。同じ頃、音楽の世界に憧れて、音楽を設計、つまり、作曲などもするようになりました。和歌山市に古くからあるライブハウスでもお世話になったり……。」
ーー手に職という思いがあった?
「うーん……というよりも、のち10年後は、どうなっているかと予測しながら、選択していたと思います。資本主義に生きる上で、活かせる道で、という判断です。」
ーーずっと和歌山で?
「いえ、建築関係の仕事があれば、と、上京していました。市川から葛飾まで、いろんな場所を転々としながら、クラブやバーの方にもお世話になり、様々な業種を経験させていただきました。」
ーーいつ和歌山にお戻りに?
「和歌山に帰って来たのは、2005年。Chenoba開業したのが、2012年です。ひと癖もふた癖もある、ガラパゴス、和歌山に戻ってきました(笑)」
ーーガラパゴス!(笑) なるほど、たくさんの業種、世界を見てきたからこそ、和歌山がその表現になるわけですね。今はBARを経営されているわけですが、いかがでしょうか?
「いい拠点を持てたと思います。後の時代になれば、和歌山でも発祥・発信できると判断して和歌山に。ネットワークのおかげで、ここまでこれました。サプライズで遠方から飲みにきてくれる方もいて、こちらも嬉しくなりますね」
ーー ネットワーク、ご縁、大切ですね。お酒の席、空間を提供するにあたり、困ることはないのでしょうか?
「そうですね。コロナ禍もそうですが、トラブルのほとんどが、男女同士のいざこざです。昔だと、嗜める言い方にトゲがあったかもしれませんが、今では、笑いに変えます。」
ーー笑い、というと?
「はい。どうしても見兼ねる場合は別ですが、どちらもが僕にとっては、大切なお客様です。そこで、どちらか一方に嫌な思いを残しては、成り立たない。ここで、マツコなら、有吉なら、どうするか、何と言うのか、と考えながら、自分の人生も楽しめ、周りの人も和ませるように言葉を選びます」
ーーそうでしたか! あのうちわにはそんな意味が?
「そうです。お店を続けるうち、あったらいいなと飾りました。お守りのようなもの。話のきっかけにもなりますし、棚にDVDを置いておけば、共通の話題にもなります。」
ーーそうですね。わたし、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』に反応してしまいました。
最後に、笑いに変えて和やかに、を心がける、Chenobaの経営者、吉武清太さんに、この夏までに観ておきたい映画を教えていただきたいです。
「ソウルの女王、アレッサ・フランクリンを描いた『アメイジンググレイス』ですね。彼女をリスペクトしています。」
どんなひとにも、リスペクトの念を持ち、言葉を掛けるという精神の、キヨさん。そのTAKURO似のイケメンに、女子も集うのかも⁉️
マンボウあけのみなさま、キヨさんに逢いに、1杯のカクテルを飲みに行ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、わたしは常にノンアルコールですが、ここなら、ずっと座っていても安心だと思いました。
↑詳しくはChenoba(チェノバ)インスタをチェック!
(2022.03.22 記 香月にいな)
ほかの #ヒトREライト
記事はこちらから👇✨
貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
#ヒトREライト
#ヒトREライター
@writer.kadukinina57577
香月にいな
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?