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コミュニケーションの工数をケチらない方が良いよ(特に序盤はね)って話

阿吽の呼吸。ツーカーの仲。以心伝心。
人と人との間のやり取りや、空気感など、こんな言葉で表現することがありますね。
誰かとこんな状態になれたら、理想的ですよね。

しかしながら、思うのは。
その境地まで辿り着けるのは、そこに至るまでの、前提やら過程やらがあってこそ、だと思うのです。
またそれは、どちらかと言うと、生々しく、泥臭いやり取りが交わされることも多いのではないかな、と。


タイトルに書いた言葉は、最近ある方が、私に伝えてくれた言葉です。


私はどうも、先回りして行動したり、良かれと思って行動することが多く。
でもね、フタを空けてみると、それは全然相手にとって「良かれ」じゃなかったり、もっと言うと、私の一方的な思い込みの上での行動、と言う風に捉えられることもありまして。


私のそんな行動や特性を、その方は、次のような言葉で、私に伝えてくれたんですね。

いいか。
お前が先回りして色々とカードを用意しておく行動は、自分のために、という発想になってしまっているんだよ。
失敗したくない、うまくやり遂げたい…そうやって、予防線として(保身のために)カードを用意してるんだ。
それは、本当に相手が望むカードとは言えなかったり、違うカードを切ってしまっていることもあるんだよ。
もっと言うと、カードを用意しておくことで、自分や物事の可能性を狭めてしまう可能性もある。
失敗を怖がらなくていい。
特に最初こそ、コミュニケーションのコストをケチらないこと。
ちゃんと相手のことを知る努力をして、望む答えを理解した上で行動すれば、後で互いが全く違う方向に進んでいて、すり合わせるのが大変!なんてことになったり、大失敗という結果を防ぐことができるだろ。

と。
首がもげそうな程、うなずき、
その方のおでこに穴が空きそうな程、凝視しながら話を聞いておりました。


そうか、自分の先手の行動は、失敗したくない恐怖や、うまくやったろー!というエゴから発生してた自己満足マンマンの行為だったのね。。
もっと、相手の為にという利他的な視点で先手を打つことをせねばならんのですね、と。

ガーンときて、ジーンだ。とにかく響いた。


新しい人間関係、
新しいプロジェクト。

人と人がかかわり合って物事を進めたり、成し遂げたり、分かち合うところには、時にぶつかり合ったり、エネルギーを多分に使うこともあるかもしれません。
でも、互いに思考や感情を開示しなければ、相手には伝わらないですもんね。

序盤は特に、コミュニケーションコストをかけろ!
というメッセージは、少なくとも今の私には、ぶっ刺さっております。

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