予定外の出来事も楽しめたなら 〜人とAIの共存ワールド〜
独立してからの仕事の中での大きな変化といえば、初めましての方との仕事の機会が増えたことです。
1人では限界がある仕事などは、知人に声をかけたり、または紹介してもらったり、マッチングのサービスを利用したりと。そのたびに、いろんな刺激をいただきます。
そんな中、先日も新しいプロジェクトでご一緒していた方がいたのですが、突然音信不通に…。最近話題の「静かなる退職」みたいなものかもしれませんね。何があったのか全然見当もつかず、ただただ動揺してしまいました。
でも、こういう時こそ「何があったんだろう?」と考え込むより、「じゃあ、自分にできることは何かな?」と振り返る機会になるんだな、と気づきました。
予想外の出来事が起こるのは避けられないけれど、それをどう受け止めるかは自分次第。こうした「不測の事態」をどう受け止め、対応するかで、その後の方向が大きく変わるのかもしれません。
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そんな出来事を、最近、これまた新たに知り合ってお仕事をご一緒させていただいている方にお話しました。彼女はとてもスマート&ユニークな方で、わたしと同様に今年から独立してからはAIを存分に駆使してお仕事されているようで。今回、彼女からのアドバイスが本当に秀逸でした。
ここまで積み上げたプロセスをAIにインプットして、同じような成果を出してもらうことができるのでは?と。そのアプローチなども提案してくれました。
なるほど〜、と彼女の発想に思わず唸ってしまいました。
そして思わずわたしが「確かに、AIは失踪しないからね…」と弱々しくつぶやくと、彼女は笑って膝を打ち、「確かに!AIはいなくならない!」と、そこから話がどんどん盛り上がりました。
さらに、彼女はそこに留まらず、なんと、そのテーマで短編小説まで書き上げてくれました!
そして、思ったんです。
人ってやっぱり予測できないものなんですよね。
良い意味でも悪い意味でも。
だからこそ、AIのように「確実で安心できる存在」は心強い。
だけどやっぱり、逆に人間同士のやり取りには、不確定要素があるからこそ生まれる価値、生っぽさ(ひとけや色気)があって。それは何ものにも変え難いものだよな、と。
今回のような出来事に直面すると、つい「なんで?」とか「自分の何が?」と考えがち(自分を責めがち)です。でも、そこにとらわれすぎると前に進めなくなってしまう。
だからこそ、大事なのは、予測不能なことも受け入れられるように、自分の中に“柔軟さ”を持っておくことなんだろうと思います。失敗や予期しないことが起きても、それを糧にして次に進むことができれば、それはそれで素晴らしい一歩。
私もまだまだ、まだまだだ…学ぶことだらけだし、何よりどんな状況でも楽しんで進んでいくことが大事だな、と改めて感じました。
AIとの仕事。
そして人との仕事。
どちらも違った意味でのチャレンジや可能性が広がっているよな、と。
さぁさぁ、これからも予測不能な出会いや出来事にオープンマインドでいきたいと思いますよ!