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言うべきか 言わざるべきか
怒ったり、傷ついたり、イラッとしたり。
ふとそんな感情が湧き上がった時に、
その思いを言葉にして伝えるべきか、グッと飲み込むか…
選択をする場面ってありますよね。
今日、妹と○ックへ行った時のことです。
わたし達のオーダーを取ってもらう番になり、まずは、わたしが先に注文。
会計をして、番号札をもらい、先に席へ戻りました。
その後、だいぶ時間が経って、妹が戻ってきました。
手ぶらで。
どうやら定員さんは、その後、妹を華麗にスルーして、2つ隣のレジに移り、他のお客さんに声をかけてオーダーを取り始めたらしいのです。
元の列に1人ポツネンと残されてしまった妹。
結局オーダーを聞いてもらえず、そのまま席へ戻ってきたのでした。
ものすごい怒りのパワーと共に。
そして一連の話を聞かせてくれました。
わたしは、妹の怒りを受け止めつつ、話を聞きながら、実は頭の中でこう考えていました。
わたしなら、その場で「わたしも注文しまーす!」って言うだろうなぁ、と。その一言で一発解決なのに〜、って。
でも、それを妹へは伝えず、まずは怒りを発散させることを選びました。
なぜなら、妹の特徴が分かっているからです。
妹は、人との調和をとても大切にする人。和を重んじる人。
そのコミュニケーションに長けている人です。
そしてその裏返しとして、相手との摩擦を極力避けたい、衝突するくらいなら自分が我慢をする、と言う選択をする人です。
(そして自分でもそこが課題だと分かっている。分かっているけどすぐには変えられないのが人間です。)
だから、今回も言わずに(言えずに)我慢したんだろうな、と。
ここでもし、わたしが「言えばよかったじゃ〜ん」と返していたら、怒りの炎にさらに薪をくべることになったり、ビッシャーンと水をぶっかける形になって、しょんぼりさせてしまう結果になっていたと思います。
実際、一通り怒りを吐き出した妹は、少しずつ冷静さを取り戻しているようでした。
その様子を見ながら、先の言葉を伝えなくて良かったと思いました。
言うべきか、言わないべきか。
この選択は、本当に、色々なシーンに落ちているテーマですよね。
そしてそれは自分起点ではなく、相手起点の場合もあります。
「あなたのためを思って言ってるの」って言うけど、それあなたが言いたいだけですよね…ってこともあったり。
「あなたにあの時、本当はこうして欲しかったの」って言うけど、じゃあその時言ってくださいよ…って思ったり。
こういう言葉を受け取ることになった時は、
正直ね、イラッとしちゃうこともあります。
でも、相手にとっては、
言わずにはいられなかった事情があったり(本当に「あなたのため」だと思って言ってくれてる場合もあります)。
言いたくてもそのタイミングでは言えなかった事情があったり。
その「事情」を受け止められる自分であれたらなぁ、と。
今日帰り道、色々と考えていました。
難しいですけどねぇ。
難しいけど、この感覚、直感をこれからも磨いていきたいなぁ、と思いました。