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ときめきメモリアル Girl's Side2 佐伯瑛ルートをスピリチュアル系考察してみた

考察対象は古いPlayStation2のゲームソフトときめきメモリアル Girl's Side2です。

どうやらNintendoDSでもあるらしいですが、若干違うようなので今回は私の知っているPlayStation2の方で話をさせてください。

また、ネタバレがイヤな方やドラマやアニメなどの創作物にスピリチュアル系の考えを混ぜるのが許せない、スピリチュアル系が理解できない方は疲れます。読むのはおすすめしません。

それでもいいよとか、思える心の広い方はお付き合いくださいますと幸いです。

【佐伯 瑛(さえき てる) 】の人物像

【佐伯 瑛(さえき てる)】とは?

学校の人たちに内緒で祖父の喫茶店でアルバイトをしています。両親には反対されているため、大好きなお店で働くためには学校の成績は常に上位をキープし、学校で問題は起こさないことが条件となっているのです。そして、親元を離れ祖父の喫茶店に住んでいます。

学校での彼は成績優秀でスポーツ万能の周りに憧れを抱かれるタイプです。優しく紳士的に対応していますが、本心というよりは公的と私的を分けているタイプになります。

主人公に対しては、猫を被る前に私的な姿を見られたことから、年相応な子どもっぽく意地悪で負けず嫌いな側面を見せているのです。

もちろん公的と私的を分ける対人方法は大人な対応と言えまずが、心の成熟がまだな高校生が果たして両立できるのかと言ったらきっと「NO」なのでしょう。

その証拠に「疲れるからイヤだ」と学校の人を避ける傾向も見られています。周りに平等に好い人でいるなんて無理難題も良いところなのです。

そんな彼の弱さを主人公は受け止め寄り添い、愛情育んでいきます。ゲームですからこの場合攻略というのでしょうか?

懸命に自分ができる最大限の無理を続けていた彼は高校3年の冬、学校やバイト、私生活を次第にコントロールできなくなり、親元に戻って行きます。そして主人公とも連絡をたち離れてしまうのです。

大切なものを全て手離すというのは、とても辛かったのではないでしょうか?

佐伯 瑛(さえき てる)ストーリーに隠れるスピリチュアル要素は?

お気づきの方も多いかもしれませんね。そう、やはり佐伯 瑛(さえき てる)ストーリーは「ツインレイ」の「サイレント・冷却期間」という段階に非常によく似ています。

元々彼の設定は幼い頃に再開を誓いあった設定です。物心つく前に一度お互いに惹かれあい離れ、成長して出会います。そして、今度は淡い初恋から恋愛感情へ変化し二人の心にも影響していくのでしょう。

彼は現状を維持できず主人公から離れ、主人公は受け止め切れず追いかける行為(バレンタインやクリスマス)をしてしまいました。(ゲームなので、しない選択肢もあります。)

追いかけてしまうチェイサーが主人公で去ってしまう彼はランナーという関係性になります。

主人公からしたらもしかしたら付き合えそうな好感触の相手に突然の別れを切り出され、音信不通になるわけです。なにが起こったのか状況を受け止められないでしょう。惹かれ合う魂がおもむくまま彼を探してしまっても仕方のないことなのです。

一方で離れた間に彼は自分の未来や主人公の大切さに気がつき、卒業式のあと再び姿をあらわします。

サイレント・冷却期間を終えた「ランナー」が再び「チェイサー」の元へ戻ってくるかのようです。

再び佐伯 瑛(さえき てる)と主人公が結びつくことに成功した秘訣

彼の喫茶店での生活は人生の中で、親への反発と頑張らないと維持できない危ういものだったのでしょう。もし、彼が一度今の自分にとって大切なものを手離さなかったらどうなってあたのでしょうか?

体を壊して親の出した条件を満たすことができなくなったり、自分自身の心を壊してしまい主人公を大切にすることはできなくなってしまうことも考えられます。

彼が主人公の元へ安心していられるようにするためには一度全て手離して自分自身と向き合うことが重要だったのです。ただ、気持ちのまに突っ走れるのはそれなりのリスクが伴います。

大人になるということは、今ある自分に何ができるのか、目的を達成するためにはどんなものが必要なのか心の中を整理し、判断なければなりません。

そして、手離すことで皮肉れていた本当の自分の気持ちというものも見えてくるのです。「頼むよ、耐えられないんだ」と言った彼は主人公への愛情を再確認し、再び2人で歩いていく道を思いえがいていきます。

ここで重要なのは彼が自分で主人公の大切さに気がつくことです。もし、せっかく肉体的に離れていても連絡をとっていたら、精神的な繋がりは残ります。そうすると魂レベルでの冷却期間にはなりません。

2人が会えなくなるだけではなく、連絡をたつことも大切な試練だったとも言えるのです。

ではいつか「ツインレイ」や「ランナー」「チェイサー」についてお話しできたら幸いです。私自身は周りでこのようなドラマチックな展開を眺めることはあっても当事者になったことはありません。

まだまだ、魂の片割れに会えるほど精神的な成熟には程遠いようです。

強い憧れはあるのですけれどね。

画像の灯台は、みんなのフォトギャラリーよりポルトガルの灯台ということでした。素敵なロケーションですよね。

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門田 真空【かどた まそら】
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