木曜

ぼくが水曜と木曜をまたいだとき
ふと、水曜と木曜は出会うことがないんだなとおもった
そんなことを木曜に聞いてみたら
水芙蓉と木芙蓉に面識はないみたいなことだよ、と
答えてくれた
きみは好き放題切り刻まれたままでもいいのか
と、やや力を込めて言ってしまった
するとカレは鷹揚に笑ってから
霧が出てきたね、と言った


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詩です。
読んでいただきありがとうございます。


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