噓が混ざる

地面を叩きはじめてようやく
雨が降っていることに気づいた
雨の正体は粒なんだってことに脳ででしか気づけなくて
目でとらえられるのは竹串みたいなもの
無数の雨粒がバケツのみなもにまるく刺さっている
透き通っているものが偉いって声が
揃い始めたあたりから
雨は短時間で大量に降るようになった気がする
逆かもね。ねもかくゃぎ
Gyakukamone.enomakukayG
不純物の美しさに感動することを許されていたい


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詩です。
読んでいただきありがとうございます。


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