シェア
ありあけのつれなく見えし別れより暁ばかり憂きものはなし/壬生忠岑 ===========…
心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花/凡河内躬恒 ============…
山里は冬ぞ寂しさまさりける人目も草もかれぬと思へば/源宗于朝臣 ============…
みかの原わきて流るる泉川いつ見きとてか恋しかるらむ/中納言兼輔 ============…
小倉山峯のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ/貞信公 =============…
名にしおはば逢坂山のさねかづら人にしられでくるよしもがな/三条右大臣 =========…
このたびは幣もとりあへず手向山紅葉の錦神のまにまに/菅家 ================== 百人一首第24番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
月見れば千々にものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど/大江千里 =========…
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ/文屋康秀 ============…
―わたの原八十島かけて漕ぎ出ぬと人にはつげよあまの釣舟 堂々と大海原の荒波へ漕ぎ出たわた…
今来むといひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな/素性法師 ===========…
侘びぬれば今はた同じ難波なる身をつくしても逢はむとぞ思ふ/元良親王 ==========…
難波潟短き葦のふしのまもあはでこの世をすぐしてよとや/伊勢 ==============…
住の江の岸による浪よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ/藤原敏行朝臣 ================== 百人一首第18番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。