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ながらへばまたこのごろやしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき/藤原清輔朝臣 (84/100) =…
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる/皇太后宮大夫俊成 (83/100) ====…
思ひわびさても命はあるものを憂きにたへぬは涙なりけり/道因法師 (82/100) ======…
ほととぎす鳴きつる方をながむればただありあけの月ぞ残れる/後徳大寺左大臣 (81/100) =…
長からむ心も知らず黒髪の乱れてけさは物をこそ思へ/待賢門院堀河 (80/100) ======…
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ/左京大夫顕輔 (79/100) ===…
淡路島かよふ千鳥の鳴く声に幾夜寝ざめぬ須磨の関守/源兼昌 ================== 百人一首第78番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ/崇徳院 (77/100) ======…
わたの原こぎ出でて見ればひさかたの雲居にまがふ沖つ白波/法性寺入道前関白太政大臣 (76/10…
憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを/源俊頼朝臣 (74/100) ===…
高砂の尾の上の桜咲きにけり外山の霞立たずもあらなむ/前中納言匡房 (73/100) =====…
音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ/祐子内親王家紀伊 (72/100) ==…
夕されば門田の稲葉おとづれて芦のまろやに秋風ぞ吹く/大納言経信 (71/100) ======…
さびしさに宿を立ち出でてながむればいづこも同じ秋の夕暮れ/良暹法師 (70/100) ================== 百人一首第70番を題材につくりました。 読んでいただきありがとうございます。