サークルムーブ

この動きができればもはや初心者・初級者ではありません。ある程度のバスケットボール個人技術を身に着けている経験者でも、この動きがきちんとできている人は多くはないです。しかしながら、チームプレイを行うのであればとても重要な動きとなります。

基本的な考え方

サークルムーブ(circle move)という名前の通り、円の動きです。円環です。
ボールマンのドライブが左なら左側へずれて、右なら右側にずれるという動きです。ペイント近くにいてるプレイヤーも基本的には同じ考えです。

ボールが動いているのに立ち止まったままだと、パスをしてもディフェンスは戻りやすくなりますが、自分のオフェンスの場所が変わっているとディフェンスは少し探す時間が発生します。そういったほんの少しの差が、オフェンスにとっては大きなチャンスを作り出すことにつながります。

基本的な動き

動きとしては、右のドライブには右、左のドライブには左。という単純な事柄のように見えますが、下の図のように
B・自分のディフェンスが寄ったため、そのディフェンスから遠ざかる。
C・自分のディフェンスがゲッツーポジションになったため、そのディフェンスの背中側へ動く。
D・自分のディフェンスがヘルプディフェンスになったため、ヘルパーダイブする。
E・オフェンスドライブが成功しなかった時の保険としてリターンパスを返す場所を創造する。
といった、非常に重要な動きとなります。

サークルムーブの重要性

なれない間は、味方がドライブしてくれたら、棒立ちにならずに同じ方向へずれるという動きをするだけでも、気が付けばチャンスが生まれているという可能性があります。


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