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初心者・初級者のためのバスケットボール戦術基礎

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まずは、これを覚えたら、プレーの質がきっと変わる、初心者・初級者のためのバスケットボール戦術基礎です。
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2024年2月の記事一覧

1ギャップはパス、2ギャップはドライブ

ギャップとは味方プレイヤーの間のことです。トップとウイングの距離であれば、1ギャップ。トップとコーナーの距離であれば2ギャップ。

1ギャップの距離はおおよそ4~5m程度の距離です。バスケットボールにおけるパスが非常に有効な距離です。これよりも近いとボールの移動距離が物足りなくなり、ディフェンスへの脅威にはなりにくくなります。しかしながら当然お互いにディフェンスがついているので、ドライブでゴールを

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パスでボールラインが下がったら逆サイドからカッティング

大まかに覚えておくとよいことは、ボールラインが下がったらゴールを狙う。ボールラインが上がったら次のチャンスを創造する。という基本概念があるとプレーの選択が行いやすいです。

ボールラインが下がり積極的にオフェンスにゴールを狙われるとディフェンスとしては嫌なものです。

初心者・初級者は、チームでパスが行われボールの位置が移動した際に、どのように動けばよいのか迷いやすいので、ある程度簡単なルール付け

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ボールラインが上がったら逆サイドまで展開する

ボールがリング方向へ近づくことを「ボールラインが下がる(下げる)」、リングから遠ざかることを「ボールランが上がる(上げる)」と表現します。

オフェンスの基本的な目的は、ボールをリングまで運ぶことです。すなわちオフェンスはボールラインを下げたい。対してディフェンスはボールラインを下げさせたくない。というせめぎあいが発生しています。戦術とはどのようにしてボールラインを下げるのか。ともいえます。

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