【作品情報まとめ】荻堂 顕『飽くなき地景』
作家・荻堂 顕さんによる長編小説『飽くなき地景』。
著者の4作目にして、第172回直木賞にノミネートされた本作の関連情報をご紹介します!
■ あらすじ第172回直木賞候補作!
一振りの刀が巻き起こす美と血のノワール
土地開発と不動産事業で成り上がった昭和の旧華族、烏丸家。その嫡男として生まれた治道は、多数のビルを建て、東京の景観を変えていく家業に興味が持てず、祖父の誠一郎が所有する宝刀、一族の守り神でもある粟田口久国の「無銘」の美しさに幼いころから魅せられていた。家に伝わ