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メンバーになってよかったのは、ときめくことができるから
拠点型学習支援(スタサポ)からの活動エピソード報告です。
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Kacotam(カコタム)のメンバーになって、わたしは、よく、ときめくようになりました。
福山雅治さんの曲で「生きてる生きてく」という曲があります。
その歌では「大人になるとときめくだけでいつでも子どもになれる」と言っています。
本当にそう思います。大人になって悪いことばかりじゃない、いつでも子どものようにときめくこともできるから、と自分の支えになっています。
Kacotamではいつもときめくことができています。子どもと勉強していると、大人としての振る舞いは保ちつつも、自分の中の子どもが目覚めて、ときめきます。
ときめくためのベースとなったのが 、子どもを取り巻く環境をよく考えるようになったことです。
子どももいないし、結婚もしていません。 子育てとは縁遠いところにある大人です。 子どもの時のことなんて年々思い出せなくなっていきます。子どもの気持ちになるのは、大人になればなるほど難しいです。
それでもKacotamメンバーでいると、大人が子どもに与えているいい影響、よくない影響について考えるようになりました。
子どもは生きやすいし、生きにくいのが私の考えです。 Kacotamを始めていなければ自分のことに精一杯でした。それを変えてくれているのがKacotamです。
自分とは遠いものに思いを馳せて、社会に役に立てているのかな?と思うことができます。
子ども目線をよく考えるようになれたので、よくときめくようになったんじゃないでしょうか。
勉強を教えるボランティアではありますが、わたしは結構子どもと一緒に思い出しながら勉強しています。
自分の中の、子どもだったときの記憶、が目覚める感覚があります。
自分が学んできたことはこういうところに生きているのか、と子どもの学んでいる教材、姿、言動を見て思うことがたくさんあります。
そういうとき、とても楽しさを感じます。ときめきます。
自分の学んだことは確実に生活に役立っている感覚を、子どもの勉強している場面を通して、また振り返ることができます。
それは、自分を認めることであり、幸せな気持ちになります。 そう思わせてくれる子どもたちに感謝です。
私の出会う子どもはとても勉強熱心な子が多いのですが、ふとした瞬間に子どもらしさを見せてくれます。
色々あるのですが、学校であったことをたくさん話してくれたり、「教えて〜」と素直に頼ってくれたり。心開いてくれてうれしく、ときめきます。
大人になると自分のことも心開いてたくさん話す場面は限られてくるし、素直に頼るのも難しかったりします。大人と子どもの境界線を生きる中高生くらいの子が、大人が忘れていく素直さを見せてくれると、なぜかとても癒されるのです。
あとは素敵な大人たちと出会えます。
仕事中はプライベートな話もせず、業務に集中していますが。ここでは子どもを支えたい思いで集まった、立場の違う素敵な大人たちと、いい距離感で過ごせます。気を遣いながらも、お互いの仕事、勉強のことについて話す時間はとてもリフレッシュになります。
職場以外で、よく話す関係になる大人に会うことは結構珍しいのです。
大学生・社会人になりたての孤独感は、結構癒せます。
周りの素敵な大人にときめきます!
Kacotamをやってみて、とても幸せです。 大人になることは楽しいです。
でも、ふとした瞬間に子どもと考えて行動して楽しむことで、大人になると徐々に忘れていく、子ども時代に感じたときめきで自分を満たせているのかと思います。
学んだり話したりを楽しんでくれる子どもたち、ご家族の方々、それを支えてくださる寄付者の方々、職員の皆さん、いつもありがとうございます。
コトル拠点・ななか
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