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ワーホリ出稼ぎ労働者について思うこと

こんにちは。

最近また海外ワーホリ出稼ぎが話題のようで。


ただ方向性が変わってきた模様。

少し前までは、

「円安だし海外就労って楽でおいしいよね♪」

的な切り口だったんだけど、最近では

「海外生活費高い。仕事もない。稼ぐどころか生活困窮中。しんど😱」

とのこと。


海外出稼ぎ活動についてはTVコメンテーターに散々こすられてると思うので、あれこれツッコむつもりはありません。


ただ、単身渡米後、海外に10数年滞在している身として、1個だけ言いたいことがあります。


それは、

「海外滞在1年って思ってる以上に、本当に、想像以上に、めちゃ短いよ」

です。


それが糧になるなら

ワーホリでもなんでも大きな行動を起こすこと自体は僕は凄くいいことだと思います。極論甘かろうが、ノリだろうがやってみたらいいと思います。

そりゃぁ拾いたくなるツッコミどころはあるんだろうけど、どうあれ実際行動に移すっていうことに十分価値がある。

居酒屋で置かれた環境の不満ぶちまけるくせに何もやらないよりは100倍いい。

現実厳しかったことを知るのもいい経験だろうし、勝手が違って海外で無力さを痛感するのもいい経験だろうし。

逆に日本の良さを再認識して、不満だらけで喪失してた労働意欲が復活するきっかけになるかもしれない。

自分の糧になるならいい。


海外のワーホリ事情

ちょっと寄り道。Youtube観る限りだと、ワーホリってオーストラリアが圧倒的に多いみたい。

実は学生の頃、オーストラリアに滞在してたことあるんですよね。

20年くらい前なのでもちろん時代は違うけど、当時の自分の滞在なんてワーホリ渡航者よりもひどかった。

マジで何しにいったかわからん。

唯一覚えてるのは「語学学校で同じクラスだったスイス出身の金髪美女がセクシー過ぎて授業に全然集中できんかったこと。」くらい。

あ、後もう一つ思い出した。

それは観光エリアにあるお土産屋さんと旅行代理店で、店員が全員日本人っていう店が結構あったってこと。彼らはまさにワーホリ滞在者。

で、そこの客も日本人ばっかで、海外で日本人同士が店で話してるだけっていう。


海外で現地経験&異文化適応力ゼロ、英語ほとんどじゃべれない日本人となると、戦闘力としてはほぼウミガメレベル。そう考えると、確かに働き口はかなり限られるちゃうよね。

かくいう俺なんてイワシレベルだったろうから人のこと言えないんだけどね。

ちなみにアメリカはどうなのかと言うと、ワーホリ制度自体がありません。

だから働くには就労可能なビザを取得するしかない。(具体的にはHかEかJかOあたりかな。この辺知りたい人はご連絡ください。)

アメリカの就労系ビザの取得は肌感ワーホリの15倍くらい難しいです。だからアメリカ滞在の場合は学生から入る人も多いと思う。

さくっとビザ取れるのは日系企業の駐在員くらい。


海外滞在1年は短すぎ

話逸れました。

外から見ると「海外に1年住んでた」はしっかり海外経験あるんだってイメージないですか?

少なくとも自分が日本にいた頃はそんな印象を持ってた。でも今思うと、海外旅行とさほど変わらないんですよね。

先に触れた通り行動に起こすこと自体はすばらしい。それは大前提として、「とりあえずのワーホリ1年」はあまりにも短すぎてもったいないなとも思ってしまう。

ある程度稼げたとしても、やることほぼ観光とプチ国際交流体験くらいで終わっちゃうよ。

キングダムを王騎が出てくる前に読むのやめちゃうくらいもったいない。

だからワーホリいくにしても、現地でビザ取得も込みで、最低でも3〜5年くらいは見据えて行ったほうが酸いも甘いも海外味わえるのにな〜なんて思ったりしました。


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