自分から話しかけられるようになったチームメンバー

今日は短文で。

会社のチームメンバーのひとりが、ほかのメンバーと仲良くなりたいけど、自分から話しかける勇気がないと悩んでいました。

相手のほうをチラチラ見ながら、話しかけてもらえるのを待つという戦略をとっちゃうそうです。

僕はこういう問題には、リフレーミングが効くことが多いと感じています。

リフレーミングとは、考え方の枠組みを再構築することです。

例え話なんかもリフレーミングの一種です。

このメンバーに、ある話をしてあげたところ、その日から頑張って自分から話しかけるようになりました。

何を話したのかというと、コミュニケーションコストの話です。

人とご飯を食べに行ったら、自分が払おうとしますよね。

チラチラ視線を送って、「あなたが払ってね」と目で訴えるなんてことはしないはずです。

コミュニケーションにもコストがあります。まさに、最初に話しかける勇気を出すというのは、大きなコミュニケーションコストのひとつです。

話しかけられ待ちというのは、コミュニケーションコストを相手に払わせようとしてるんだよという話をしました。

すると、

「それは自分が払いたいです!」

気合いが入ったようで、今はモジモジしながら、相手の周りでコソコソしながら、エイヤッと話しかけています。かわいい。

それではまた来週。

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