見出し画像

「私の周りの5人を平均すると私」って本当?

そんなの嘘だ。
私は全力でそう思っていた(思い込んでいた)。

“You’re the average of the five people you spend the most time with”

あなたが最も長く時を共にする5人の人間の平均が、あなたという存在だ。 

Jim Rohn
ジム・ローン

5人の法則と呼ばれるこの理論を、私は疑っていた。少し前までは。

具現化された言葉もよく見聞きする。
「友達5人の平均の人格が自分の人格」
「周りにいる5人の平均年収が自分の年収」

これらも信じられなかった。

身近な家族・友人・同僚を頭に思い浮かべ、
平均はどのぐらいだろうか?と考えたとき。
遥かに自分を上回っていると感じるからだ。

人格は測れるものでもないため何とも言えないが、年収に関しては、おそらく勘違いではない。

身近な人ほど年収が高い傾向にあり、
自分の年収と比較すると大きな溝がある。

負けず嫌いの私は、身近な人達に負けている気がして劣等感を抱いてきた。面と向かって人には言えないけれど、悔しくてたまらなかった

「何で皆のように上手くいかないんだろう。
私だって努力しているのに。」
何度も何度も悩んだ。

そんな私は最近、ネガティヴ→ポジティブに変換するのが得意になった。

5人の法則をどうしても信じられなかった私が、
行き着いた解釈は...

"「私の周りの5人を平均すると私」 になれる可能性が高い"

=未来の可能性 である。

今の自分が、周りの5人の平均でなかったとしても、近い将来そうなるかもしれない。

この視点を持った私は、劣等感で嘆くことから卒業した。自分の周囲の5人がいるからこそ、悔しさを感じ、向上心を維持できている。

5人に限らず、身近な人達からプラスの影響を多く受けていることに、感謝の気持ちでいっぱいだ。

「友達5人の平均の人格が自分の人格」
「周りにいる5人の平均年収が自分の年収」

この「平均」そのものをグンと引き上げてみせる。
そして、周囲にプラスの影響を与える側になる。
私のかなえたい夢だ。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集