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年齢と他人軸。

「◯◯のうちにやっておくべきこと◯選」

というタイトルの記事・書籍が世の中には溢れている。見た人が当事者意識を持つために有効なキャッチコピーなのだろう。

25歳くらいまでは「20代のうちに〜」みたいなタイトルを見かけるとつい内容が気になった。
最近だと「30歳までに〜」に過剰反応している。

「◯歳」という目安はあったほうが都合が良いときもある。共通イメージを持つことは、社会形成に必要な要素なのかもしれない。

けれども私たちは知らぬ間に「◯歳」に支配されている。

「もう◯年生なんだから◯◯できないと」
「学生のうちに◯◯をやっておくべき」
「20代のうちに◯◯をしないと後悔する」

そんな言葉を聞いて耳を塞ぎたくなったことが、
人生で何度あっただろうか。


いったい誰が決めたの?
その歳に何をするかは個々の自由でしょ?


私は歯がゆいのだ。
無意識に他人軸で生きている自身が。
自分軸に正直で在りたい。

とはいえ他人軸がない世界を想像すると...
それはそれで物凄く不安な気持ちになる。
人はそういう生き物なのかもしれない。



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