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家人不在の朝ご飯は、お味噌汁と玄米おにぎり。
初夏が秋にうつる間、ゆえあって、お姉ちゃんのお味噌汁を堪能していた家人。
その味噌を、お土産にもらってきた。
「善光寺平味噌」と、その名が長野産をうたっている。
長野の味噌とは、軽井沢のセカンドハウスで十数年の馴染み。
いろいろ試してみたが、ほぼ、どれも塩味がまろやか。
亡くなった母が福岡出身だからか、麦味噌で育った。
概して、西の国には麦味噌が多い、と思う。
今でも、「日本橋・丸善」の近くにある「山口県物産館」に寄って、麦味噌を買って帰ることがある。
さて、「善光寺平味噌」である。
具材は、そろそろ期限が近づいてきたきの子、椎茸、しめじ、エノキに厚揚げ。
味噌を、一人前、杓子にとって溶かしてみる。
味見をする。
美味いじゃないか、あとから甘みが口中に拡がる。
玄米にゆかりを混ぜたおにぎりをチンして、大根の漬物と、れんこんキンピラを添える。
窓から射し込むのは、まだ秋の日差し。
「善光寺平味噌」、なかなかです。