見出し画像

宅建学習を継続させるための私の思考

私は宅建とは無縁の製造業で働く社会人です。

宅建に限らず、学習において最も重要なのは、モチベーションの維持ではないでしょうか。

4ヶ月間・1日1時間、計120時間という比較的短期で独学一発合格した私の、気持ちで負けないための方法を2点お伝えしていきます。

宅建に臨む方、他学習のやる気がでない方への参考になればと思います。

1.モチベーションはそもそも保てない。
2.後悔している自分を想像する。


1.モチベーションはそもそも保てない。


何事においてもモチベーションが続かない、継続できないという方はいらっしゃると思います。
私も飽きっぽい性格ですので、基本的に何かを始めて長続きすることは少ないです。

宅建の学習を始めて2日ほどで、すぐに挫折の危機は訪れます。
不動産とは無縁の私には専門用語が多すぎ、文章の意味が理解できません。
ですが、「家を買う」という心の支えがありましたので、とりあえずは耐えることができました。

ここで考えました。

このままでは、知識を習得するというモチベーションの維持は不可能なのではないか?
私にはモチベーションを保つことなどできない。


一見するとネガティブな思考のように感じますが、この発見には非常に価値がありました。

やめたいという気持ちと、続けたいという気持ちが拮抗しているわけではなく、常にやめたい気持ちが勝っているのが私なんだと。

このまま続けても続かないんだから、工夫・改善する必要がある。
継続できる仕組みを考えよう。

少し考えて、集中力の限界の「1日1時間限定」にしようと思いつきました。
1日1時間勉強するのではなく、1日1時間しか勉強できないという発想の転換です。

これをモチベーションを発生させる原動力にしました。
モチベーションを維持させるのではなく、日々発生させるのです。

未知の領域を学ぶのに、1日1時間しかできないんだから勉強したほうが得だろうと思い込むことで、結果的には学習を継続することができたのです。


2.後悔している自分を想像する。

成功している自分、合格した自分を想像することがモチベーションの維持する方法だという記事を見かけることがありました。

宅建を受験することにはしましたが、製造業で働く私には合格しても何かが変わるわけでもなく、不動産業界への転職の予定もありません。

知識は得たいものの、合格することに価値がない私には合格した自分を想像しても意味がないと思いました。

そこで思いついたのは、「後悔している自分を想像する」ことでした。

不合格で落胆している自分ではなく、家を買う際に契約書に書かれていることが理解できず、想像と違う契約をしてしまい後悔する自分を想像しました。
こんなことなら、家を買う前に知識を得ておけばよかったと。

このイメージはすぐに浮かびました。
そもそも不動産屋に対する不信感が、4年前に賃貸マンションを借りる際にありましたので容易なことでした。
私は騙されていまい、後悔する日が必ず訪れる。

「後悔する確率を下げるため」の学習だと思うことで、意欲が湧いてきました。
不動産屋の間違いを指摘するぐらいに知識を得てみようと思うことで、目標がより一層明確にでき、学習を継続させる理由を生み出したのです。


以上が私の体験談となります。

社会人になると学習の継続というのは大きな課題になると思います。
みなさまの参考になれば幸いです。



よろしければ、また別の記事で。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?