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宅建「1日1時間勉強法」

私は宅建とは無縁の製造業で働く社会人ですが、
昨年の宅建士試験に独学一発合格することができました。

宅建の学習の中で私が実践した方法が「1日1時間」勉強するというものです。

これを試験日の4ヶ月前から行い、計120時間という比較的短い学習時間で合格することができました。

先日の記事内でも触れてはいますが、少し詳しくお伝えしていきます。
今から宅建に挑もうという方や、追い込みをしていく方の参考になればと思います。

テキストは一度全体を読みはしましたが、知識が頭に入る気がしないため、それ以降は一切使用していません。


「40分で問題50問を解き、20分で答え合わせをし解説を読む」
をひたすら繰り返す勉強法となります。


これだけですが、テキストを読み込むより圧倒的に効率よく知識を吸収できるのではないかと思います。

私が使用した問題集は、
「過去問&解説集12年分」  1冊 3,000円程度
「予想問題集」※3〜4回分 4冊 1冊あたり1,700円程度
の計5冊分です。

合計で26回分の模擬試験問題となります。
これを計4周ほどしました。

注意点としては、民法などの法律は毎年のように改正されますので必ず最新版を購入したほうがいいです。

過去問についてはPDFで無料で公開されていますが、上記の法改正に対応していないこと、解答はあるが解説がないことから市販の過去問集の購入をおすすめします。
というより、必須でしょう。

また問題集は繰り返し使用前提でしたので、直接何かを記入するようなことはしませんでした。


まずは問題50問を40分で解いていきます。
実際の試験は問題50問で120分ですので、かなりの早解きです。

序盤では、ほぼ理解できないのでわからない問題は目を通すぐらいで飛ばしてます。

ただし、わからない選択肢などは回答用のノートにメモ書きは残していました。
選択肢4つともの解説を読むのか、それとも1つだけ解説を読むのか、というその問いの理解度の差を明確にしておくためです。

当然ですが、過去問を1周もしていないうちは、99%わかりません。

別に焦る必要などありません。実際、私もそうでした。
1日や2日で理解できるほど宅建は甘くはありません。

大切なのは、問題の傾向や問われ方・文章の書かれ方に慣れることです。



「Aが所有する甲土地」
「所有権移転登記を備えていないA」
「債権を有しているA」
「使用人A」
「宅地建物取引業者Aに勤める専任の宅地建物取引士B」


すらすらと読めない難読な文章になっています。


これに慣れるためには問題を繰り返す以外に方法はないと思います。
逆に言えば、問題を繰り返せば、混乱することなく普通に読んで理解することが可能になります。


宅建で問われる法律知識は解説を読んでも理解が難しいですし、最初は解説すらわかりにくいと感じるでしょう。
ただし、これも慣れの要素が大きく、繰り返すうちに解説への理解度が向上していきます。


1日50問、選択肢で言えば計200肢になりますので、
そのすべてを一度に覚えることなど不可能です。
解説に目を通し、数個づつ知識を増やしていくような感覚で十分だと思います。


問題に慣れること、継続することが大切なのです。

私は1日2時間や3時間の勉強ができる人間ではありませんでした。
しかし、1日1時間は可能でした。
そして、その1時間をどう有効に活用するかを考えて、私なりの工夫をしたつもりです。

問題を解くという行為は50問での区切りがあるため、集中しやすかったのではないかと思います。



私の勉強法がみなさまの参考になれば幸いです。



よろしければ、また別の記事で。

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