センイルケーキ? (バタークリームのデコレーションケーキ)
アンニョン!ケイチェルおじだよ。
先週ロールケーキを作って、そろそろ普通のジェノワーズ(スポンジ)ケーキも焼いてみたくなったおいたん。お菓子作りを初めて1年が経ったというのに、ホールケーキ自体は何度か作ったことがあるんだけど、ちゃんとしたスポンジケーキって作ったことなかったんだよね。せっかくなのでここで今までに作ったホールケーキを振り返っておこうかな。
一番美味しかったのはこれ。クリスマス用に作った無造作ヘアーケーキこと、ピエール・エルメのアンペリア。
次はザッハトルテかなあ。これも無造作ヘアースタイルになってしまったけど、かなり美味しかった。
エルメのレモンチーズケーキ。こちらは上手くできてるとは思うんだけど、レアチーズケーキが苦手なおいたんには食べ切るのちょっとキツかった(笑)
おいたんはデコ型を持ってなくて、これら3つとも生地は15cmセルクルで焼いたんだよね。エルメのケーキ2つはレシピがそうなってたし。
しかし今回デコレーションケーキを作るにあたって、ついにデコ型を買ってしまいました。
セリアで売ってた4号12cm型。108円なのに底取れ型で非常にリーズナブルだし、お一人様向けにぴったりのサイズ。これを手に入れたからデコレーションケーキ作りたくなったという方が正しいな。
さらにGWにダックワーズ作ったときにバタークリームも上手く作れたので、いよいよバタークリームのデコレーションケーキに手を出してみようかと。
バタークリームのデコレーションケーキと言えば、冷蔵技術が進歩する前の昭和の時代に主流だった古いケーキってイメージだよね。おいたん世代ですら記憶にないけど、昔のケーキは不味かったって話はよく聞く(うちの両親世代だとバタークリームのケーキでもご馳走だったらしいけど)。
ところが近年、韓国の「センイルケーキ」っていう呼び方で、お洒落なバタークリームケーキが脚光を浴びてるらしい(センイルは韓国語で誕生日って意味なんだって)。
インスタを中心に流行ったらしいから、見たことある人もいるかもね。どんなものか気になる人はググってみてね。基本的にはややくすんだ色合いの、落ち着いたパステルカラーがすごくお洒落なケーキだ(きこぺんさんがときどき写真を上げてるアメリカのケーキみたいに毒々しい色のも稀にあるけどw)。
おいたんはYouTubeでこちらのYUさんの動画を見てこんなオシャレなバタークリームケーキがあるんだって知りました。
こちらのYUさんはセンイルケーキっていう言葉が知られるようになる前から独自にお洒落なバタークリームケーキを作ってらしたそうで、ケーキ以外にも浮世絵クッキーとか目を見張るような美しいお菓子を作られてます。インスタで有名なのかな。お菓子も素敵だけど、動画の喋り方と声がもう、全ての男が惚れてまうやろーって感じの方です(笑)
バタークリームの分量はこちらのYUさんのレシピがちょうど4号型用なのでそのまま参考にしましたが、スポンジのレシピは載ってなかったので、こちらのパティシエたくとさんのジェノワーズレシピを使うことに。
パリのピエール・エルメで修行した経歴をお持ちのたくとさん。以前NHKの番組に出てたのをおいたんも観ました。レシピを参考にするのは、おいたんが初めてモガドールにチャレンジしたときに動画を何回も見まくって以来かなあ。
というわけで、ジェノワーズ生地とバタークリームの材料です。
<センイルケーキ:初戦スカッド>
・ジェノワーズ生地(4号12cmデコ型用)
全卵:70g
グラニュー糖:49g
水飴:15g
薄力粉:54g
バター:8g
・バタークリーム
無塩バター:150g
卵白:70g
グラニュー糖:90g
ラズベリーパウダー:適量
昨日のクイズ、「ピンク色のバタークリームをスポンジかなんかで挟んだおいたんらしい乙女なスイーツ」とお答えになったユイじょりさんと、「バタークリームケーキかなぁ?色粉で着色したバタークリームでお花とか出来そう」とお答えのまみげプロのお二人がドンピシャ正解で優勝とします!
まずはデコ缶にバター塗ってクッキングシートを貼りつけます。この作業やるのも初めて。
卵液と砂糖を湯煎。手順としては先週のロールケーキと同じだから大部分は端折ります。
結構長くギュイーンしたつもりだけど、これくらいしか泡立たず。砂糖と水飴が多いからかな。
170度で25分くらい焼きました。竹串チェックもオッケー。なかなかいい感じに焼けたかな。
しばらく冷まして、ビニール袋に入れて冷蔵庫に保管します。ここまでが昨日の作業。
さて、今朝はバタークリーム作りとデコレーションだ。
まずはケーキを3枚におろします。「ケーキの切れない中年」のおいたん。今回はちゃんと真っ直ぐに切れるかな?
高さとか測らずにテキトーに切ったら、厚さが違ってしまった。でもギリ真っ直ぐかな。
バタークリームはスイスメレンゲで作りました。これも前にバタークリーム作ったときと同じだから端折ります。
バタークリームは全く分離することなく完璧にできた。ここにラズベリーパウダーで色付けします(YUさんのレシピでは着色料だけど)。
生地にシロップを打ちます。
バタークリームを乗せてサンドしていきます。
さて、ここからがナッペ本番。まずは上面にクリームを塗って、そのあと側面に気持ち多めにクリームを塗っていきます。
なんかおかしいな。今までプロの人がやってるナッペで見たことがない光景だ。
とにもかくにもお皿をクルクル回しながら、薄く整えていきます。
これが限界(TT) これ以上やるとスポンジが透けて見えそう。YUさんが「少しはパレットの跡が残るくらいが可愛い」って仰ってたけど、それにも程があるわな。またしても無造作ヘアー気味だ。
さーて、デコレーションはどうしようかな。実のところアイデアは全く固まってない状態でここまで来たのだ。
そしたらちょうどお昼頃だったんだけど、タイミング良くまみげプロの「お花ができそう」ってコメントが。よーし、おじさんお花作っちゃうぞー。
・・・・・。なんか微妙だな。
ついでに何か文字も書いちゃうか。YUさんのケーキみたいに"Love"って文字にするのは、さすがに40代おっさんには厳しすぎると思い自重。
そう言えば、おいたんそろそろnote初めて1年だよなって思って過去の記事を見てみたら、一番最初の記事が去年の6月5日だった。ちょっと早いけど、1周年記念ケーキってことにしよう。もともと韓国の誕生日ケーキだしね。
というわけで、こういう文字入れにしました。
可愛さゼロの、呪い文字みたいなフォントになってしまった。まあ今回のナッペレベルだとこれくらいが相応しいかもな。いつか"Love"って文字が似合うナッペができるようになりたい。
とりあえず食べてみよう。
断面はまあまあじゃないかね。たくとさんレシピのスポンジはさすがピエールエルメ出身だけあってリッチな味わいで美味しいです。
ただ、バタークリームのケーキはやっぱり重たいな。4号サイズでも1日に1/4個食べるのが精一杯だわ。まあバタークリームケーキは日持ちするのでゆっくり少しずつ食べよう。
というわけで、note2年目も精進していきます。
おわり。
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